【2026年最新】ハノイのグラブ(Grab)料金相場は?使い方・空港移動・トラブル対策

2025.11.03
旅・ガイド

ベトナムでの移動手段といえば、今やGrab(グラブ)が主役だ。

タクシーを探すよりGrabを呼ぶ方が早くて確実。観光客だけでなく、通勤や買い物など現地の人々の移動手段としても定着しています。

アプリひとつでバイクも車も呼べて、支払いもスムーズ。Grabは乗車前に料金が確定するため、タクシーのような「メーター遠回り」や「言い値の上乗せ」といった、いわゆる“ぼったくり”の心配がありません。

この記事では、実際にハノイでGrabを使った体験をもとに、使い方や料金、支払い方法までまとめました。


ハノイのGrab(グラブ)の料金相場は?空港・市内移動の目安

結論から言うと、ハノイのGrab料金は「距離×時間帯」で変動しますが、市内の短距離なら数万ドン台が目安です。

雨・渋滞・ラッシュ時は20〜40%ほど上がることがあるので、アプリの確定料金を見て判断しましょう。

ルート 距離目安 Grab料金の目安
ノイバイ空港 → 旧市街/中心部 約25km 250,000〜350,000ドン
市内短距離 3〜5km 50,000〜100,000ドン
市内中距離 8〜12km 120,000〜180,000ドン
市内長め 15km前後 180,000〜250,000ドン
雨天・ラッシュ +20〜40%程度

Grabの基本:タクシーより分かりやすいアプリ

Grabは、東南アジア全域で展開する配車・フードデリバリー・宅配・電子決済が一体になったスーパーアプリだ。

日本でいえば、タクシー配車アプリの「GO」とフードデリバリーの「Uber Eats」や「出前館」を合わせたような存在で、ベトナム・ハノイでも日常の移動手段として欠かせない。

出発地と目的地を入力すると、近くのドライバーが自動でマッチングされる。車種、ナンバー、車の色までアプリに表示されるので、どの車が自分のGrabか一目で分かる。

実際、街中でも「車がわかりにくい」と感じたことはほとんどなかった。ハノイのように交通量が多い都市でも、この安心感は大きい。

実際のGrabカー

ただし、緑色の車で来るわけでもなく、車体にGrabの表記があるわけでもない点は注意したい。

また、乗車時は左右どちらのドアから乗ってもよいが、もちろん手動で開ける必要があるため、開くのを待っていてもドアは自動では開かない。


使い方:アプリを開いて3タップ

STEP1:アプリを起動

STEP2:出発地と目的地を入力

STEP3:表示された料金を確認して「予約」ボタン

たったこれだけでOK。

  • Sân bay(サン バイ)=空港
  • Hà Nội(ハノイ)=ハノイ市内
  • Car 6 chỗ ngồi(カー・サウ・チョー・ゴイ)=6人乗り

配車が確定すると、ドライバーの名前・車種・ナンバーが表示される。マップ上で車の現在地もリアルタイムで追える。慣れると、ハノイ市内なら5分もかからず車が到着する。

位置情報の精度が低いエリアでは、ピンの位置を少しずらすと正確に配車できます。目的地名を英語で入力すると、ドライバー側のアプリでもスムーズに認識されます。

Grabには「バイクのGrab(GrabBike)」と「車のGrabCar」があり、料金も体験も異なるため、移動距離や荷物の量に合わせて選び分けると快適に移動できます。


支払い方法:クレジットカード・現金・電子ウォレット

Grabは支払い方法が選べる。

現金・クレジットカード・電子ウォレット(Momoなど)が利用可能。カードは日本のVisaやMastercardも登録可能ですが、セキュリティ設定などで認証が弾かれることがある。

その場合は現金払いに切り替えると安心。降車時にドライバーへそのまま支払えば完了だ。

ちなみに筆者は、携帯2台でAmexとVisaを登録し、どちらも問題なく使えている。

チップは基本不要だが、親切な対応をしてもらったら1万ドン(約60円)程度渡すと良い。Grabアプリは支払後にドライバー評価とチップ画面が表示されるので、そのままアプリ上でチップを支払うことができる。

Grabのチップ画面

現金払いのヒント

Grabは現金でも払えますが、ドライバーがお釣りを持っていないことがよくあります。トラブルを避けるため、空港や市内で細かい紙幣(1万・2万・5万ドン)を作っておくとスムーズです。

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【要注意】ノイバイ空港でのGrab乗り場と追加料金

ノイバイ空港でもGrabは呼べる。

ただし到着口の前は車の停車が制限されているため、少し歩いて外のピックアップゾーンに出る必要がある。

空港に到着したら、Grabの出番はすぐに訪れる。通信環境が整わないとアプリが動かないため、出発前のうちにアプリのダウンロードと登録を済ませておくのがおすすめだ。

空港を出た瞬間から、野良タクシードライバーたちの呼び込みが一斉に始まる。その勢いに負けない“強靭メンタル”がある人以外は、Grabを準備しておく方が安心だ。

アプリ上でピックアップゾーンを指定すれば問題ないが、待ち合わせ場所にうまく辿り着けないとキャンセル扱いになることもあるので注意。

到着ロビー(1階)を出たら、目の前の横断歩道を1つ渡り、中州(レーン)にあるタクシー乗り場付近を目指しましょう。「Bレーン」や柱番号を目印に待ち合わせるのが一般的です。

自分が呼んだGrabを見つけるのも一苦労

ちなみに、アプリ上で「待機禁止エリアですので、乗車準備を…」と省略されて表示されることがあるが、これは実際には「待機禁止エリアですので、乗車準備をしてください」という意味のメッセージで、呼べないわけではない。乗車準備を整えておけば、そのまま呼んでOKだ。

待機禁止エリアです…と出ていても呼べる

ノイバイ空港からハノイ中心部までは、車でおよそ300,000ドン前後(約1,700円)。

ベトジェットで到着される方へ

LCC(ベトジェットエア)を利用する場合、到着ロビーの出口が混雑していたり、遅延で時間がズレたりすることがあります。スムーズにGrabと合流するために、到着後の流れも予習しておきましょう。

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空港乗車時のコツとトラブル回避

ノイバイ空港出口で「Grab?」と声をかけてきて、Grabアプリの画面を見せて“これ俺でしょ?”という人がいます。ですが、あなたのスマホで配車していないなら、その時点でGrabではありません。

特に「空港を出るときの料金(駐車料・入場料など)は別で払って」と追加請求されるケースがあるので注意。対策はシンプルで、必ず自分のGrabアプリから配車し、表示される《ドライバー名・車種・ナンバー》が一致する車だけに乗ること。

もしドライバーがあなたを見つけられない場合は、Grabアプリ内のチャット機能で写真を送るのがおすすめです。周辺の建物や看板を撮って送るだけで、すぐに見つけてもらえることが多いです。

また、信頼できるタクシー会社を知っておくと安心です。ハノイでは白地に赤と緑のラインが入ったVINASUNや、緑の車体が目印のMAI LINHなどが主要タクシー会社。Grabを使えないときの代替手段として覚えておくと便利です。

乗車前にナンバープレートを写真で記録しておくのもおすすめです。


深夜・早朝のGrab利用のコツ

Grabは24時間稼働なので、早朝のフライトや夜の到着でも使えるが、深夜はドライバー数が少なくなることがある。

日本ーベトナム間のフライトは早朝・深夜便が多いため、時間に余裕をもって呼ぶのがコツ。

空港送迎を事前に予約する「Grab予約機能」も活用できる。


忘れ物をしたときの対処

降車後に忘れ物に気づいたら、まずはGrabアプリの「Activity(履歴)」から該当の乗車履歴を開き、表示される案内に沿ってドライバーへ連絡します(電話・チャットなど、状況により選べます)。

時間が経ってしまった場合は、アプリ内のヘルプ(サポート)から忘れ物の問い合わせに進むのが確実です。ただし、忘れ物は必ず戻るとは限らないので、降車前に「スマホ/財布/パスポート」だけは毎回チェックしておくと安心です。


Grabバイク:渋滞知らずの最強移動手段

ハノイではGrabバイクも非常に人気。

渋滞が多い市内では、車よりも早く到着することが多い。料金もさらに安く、通勤や短距離移動に最適だ。

ヘルメットはドライバーが貸してくれるが、日差しが強い日は帽子やマスクも忘れずに。また、時折激しく降る豪雨にも注意したい。

移動中の空気について

ハノイ市内をバイク(GrabBike)で移動する場合、排気ガスや砂埃が気になることがあります。喉を痛めないよう、現地のマスク事情や空気の汚染状況も知っておくと安心です。

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車の「1日貸切・時間単位で借りる」プラン

ハノイで1日車を専用で使いたい、または時間単位で借りたいときは、Grabのレンタル/チャーター機能が便利だ。

例えば、線香村やバッチャン陶芸村などの郊外観光地を1日でまわるときに最適。

特に線香村はハノイ旧市街から約40km離れており、現地でGrabを呼んでも来るまでに時間がかかることがあるが、あらかじめチャーターを予約しておけば、効率よく回れる。

アプリのメニューから「車」→少し下へスクロールして「時間単位で借りる」を選ぶと、時間ごとのパッケージ料金が表示される。

表示されるベトナム語の「chỗ(チョー)」は「座席(seat)」、「tiếng(ティエン)」は「時間(hour)」の意味で、ドライバー付きの車を数時間単位でレンタルでき、燃料費込みの明朗会計。

このプランは、市内観光を数か所回るときや、出張で1日中移動があるときに特に重宝する。走行距離や滞在時間に応じて追加料金が発生することもあるため、出発前に観光ルートを共有しておけば、ドライバーも効率よく動いてくれる。

なお、チャータープランには“走行距離の上限”が設定されています。時間プランごとに含まれる距離は変わり、上限を超えると1kmあたりで追加料金が発生します。

距離設定や料金は時期や都市によって変更されることがあるため、予約前にアプリ上で最新の条件を確認しておくと安心です。


注意:キャンセルを繰り返すと配車できなくなることも

アプリの予約画面(進行中の配車)から「Cancel」を押せばキャンセル可能です。ただし、短時間にキャンセルを繰り返すと、次の配車が捕まりにくくなったり、配車できない状態になる可能性があります。

筆者も一度Grab使用中にこの画面が出て使えなくなったことがありました。幸い携帯を2台持っていたため丸一日Grabが使えないということは免れましたが…読者の皆さんはくれぐれもご注意を。

そんなキャンセルしたつもりはなかったのだが…

また、ドライバーがすでに向かっている状態や到着直前・到着後のキャンセルは、状況によってキャンセル料が発生することがあるため、配車を確定する前に出発地と目的地をもう一度確認しておくとトラブルを防げます。


まとめ:Grabがあればハノイの移動はもう怖くない

初めてのハノイでも、Grabさえ使えれば移動の心配はほとんどない。

車でもバイクでも、アプリで呼んで目的地を入力するだけ。料金は明確で、チップもほぼ不要。支払いも現金・カードどちらでも対応できる。

交通渋滞も、暑さも、言葉の壁も、スマホひとつで超えられる。ハノイの街を自由に動き回る最初の一歩は、Grabをダウンロードするところから始まる。

初めての方も、この記事を参考に“ハノイを自在に動く”体験を楽しんでください。

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ライター

ベトナム在住の現地調査員。街の息づかいと現地のリアルな声をお届けするリポーター。

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