ベトナム旅行の服装でいちばん多い失敗は、「ベトナム=一年中暑い」と決めつけることです。
確かに南部(ホーチミンなど)はほぼ夏。でも北部(ハノイなど)は冬に10℃前後まで下がる日もあり、さらに屋内の冷房が強い。外は汗だく、店内は寒い……が普通に起きます。
このガイドでは、地域(北・中・南)×季節(乾季・雨季・冬)×シーン(寺院・街歩き・移動)で、あなたの服装の正解が最短で決まるように整理しました。
読み終わるころには、持っていく服と“避ける服”がスパッと決まります。
まず結論:ベトナム旅行の服装、基本はこれだけ
迷ったら、結論は3つです。
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基本は「夏服+薄手の羽織」(冷房・日差し・寺院マナーに全部効く)
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北部の冬(だいたい11〜3月)は別ゲー(ライトダウン/フリースが必要な日あり)
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雨季は“速乾”が正義(綿100%は乾かず不快になりやすい)
この3点だけ押さえると、旅行中の「寒い/暑い/濡れた/入れない」をほぼ回避できます。
ベトナムの気候でハマる3つのクセ
外は暑い、屋内は寒い(冷房が強め)
ベトナムのカフェ、モール、空港、長距離バスはよく冷えます。
外が暑いほど、屋内の冷房が強いことも珍しくありません。薄手の羽織がないと、体調を崩したり、移動がつらくなったりします。
スコールは日常(特に雨季)
雨季は、晴れていたのに突然ドッと降って止む、が日常です。
「濡れる前提」で、服と靴を組むほうが快適。乾きにくい素材や滑る靴だと、地味にストレスが溜まります。
日差しが強い(体力を削る)
日焼けだけでなく、体力を持っていかれます。
帽子・日焼け止め・薄手の長袖(羽織)は、コスパが高い“疲れ対策”です。
30秒で決まる:服装判断チャート(迷いを消す)
YES/NOで進めてください。
Q1:行き先に北部(ハノイ・サパ)を含む?
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YES → Q2へ
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NO → Q3へ
Q2:時期は11〜3月頃?(北部の冬寄り)
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YES → 羽織ではなく“防寒”が必要(ライトダウン/フリース+長ズボン+つま先が覆われた靴)
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NO → 夏服+羽織でOK(雨季なら速乾)
Q3:雨季(だいたい5〜10月)に当たる?
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YES → 速乾トップス+濡れても歩ける靴+雨具
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NO → 通気性の良い夏服+羽織でOK
Q4:寺院・宗教施設に行く?
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YES → 肩と膝が隠れる“1セット”を必ず用意
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NO → 省略可(でも持ってると便利)
【地域別】北部・中部・南部で、服装の考え方が変わる
ベトナムは縦長で、北と南は別の国みたいに気候が違います。
まずは“ざっくり”をつかむだけで、8割決まります。
地域別ざっくり早見表
| 地域 | 代表都市 | ざっくり気候 | 服装の基本 |
|---|---|---|---|
| 北部 | ハノイ/サパ | 四季っぽい。冬は冷える | 夏服+羽織。冬は防寒 |
| 中部 | ダナン/ホイアン | 暑い+雨が強い時期あり | 夏服+雨具+歩ける靴 |
| 南部 | ホーチミン | ほぼ一年暑い。雨季は蒸す | 夏服+冷房対策の羽織 |
乾季(だいたい11〜4月)は過ごしやすい一方、冷房差はあります。
雨季(だいたい5〜10月)は蒸し暑さとスコールが前提。北部の冬(11〜3月頃)は防寒が必要な日もある、という理解でOKです。
【シーン別】街・寺院・レストラン・ビーチ・移動の“詰まない服装”
街歩き(旧市街・市場)
ベトナム観光は歩く時間が長め。石畳や段差、滑りやすい道もあります。
まず優先したいのは、見た目より歩ける靴。次に、汗や擦れで不快にならない服です。ショートパンツでもいいですが、長時間歩くなら薄手のロングボトムのほうがラクな場面が増えます。
寺院・宗教施設
基本はシンプルで、肩と膝を隠す。男女とも同じです。
おすすめは「薄手の羽織+ロングボトム」。現地で急に寺院へ行く流れになっても、これなら対応できます。ストール1枚でも代用できるので、荷物を増やしたくない人はストールが最短解です。
レストラン・バー(少し良い店)
ベトナムは基本カジュアルですが、場所によっては短パンやサンダルで入店NGがあります。
旅程に“ちょっと良い夜”が入るなら、男女とも「きれいめ1セット」を用意しておくと詰みません。
ビーチ・リゾート
ビーチは水着でOKでも、そのまま街に戻るのはマナー的に避けたほうが安心です。
カバーアップ(羽織れるもの)があると、移動も食事もスムーズ。日焼け&クラゲ対策を兼ねて、ラッシュガードはかなり優秀です。
移動(空港・機内・長距離バス)
冷房が強いので、羽織は“スーツケース”ではなく手荷物側に入れてください。
移動中に身体が冷えると、旅の後半が一気にしんどくなります。薄手長袖を一枚持つだけで、体調管理がラクになります。
【男女別】無難に通る“テンプレ”だけ覚えればOK
女性:最強テンプレ
ワンピ、またはTシャツ+ロングスカート/ワイドパンツに、薄手の羽織。
足元はストラップ付きサンダルかスニーカー。これで「冷房・寺院・日差し」を一気にカバーできます。
露出度が高すぎるミニ丈や胸元が深いトップスは、特に地方や寺院では浮きやすいので避けると安心です。
男性:詰まないテンプレ
Tシャツ+薄手パンツ(or 膝丈ショーツ)に、襟付き1枚(ポロ or シャツ)。
加えて、長ズボンを1本。寺院や店のドレスコード回避に効きます。
靴は歩けるスニーカーが万能。暑さはどうにかなっても「足の疲れ」は旅の満足度を落としがちです。
【持ち物】年中強い“4点セット”と、素材・靴の選び方
ベトナムは「暑い・濡れる・冷える」が同居します。荷物を増やさず快適にするなら、年中強い4点を押さえるのが一番です。
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薄手の羽織(冷房・日焼け・寺院)
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折りたたみ傘 or 軽量レインコート(雨季は特に)
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日焼け止め+帽子(体力温存)
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虫除け(雨季・郊外は特に)
素材は、乾季は通気性でOK。雨季は速乾が安心です。
靴を1足で済ませるなら通気性の良いスニーカー。雨季は、濡れても滑りにくい“かかと固定サンダル”があると一気に楽になります。ビーチサンダル単独は、街歩きや寺院で不便になりやすいです。
【都市別】ハノイ/ダナン/ホーチミンの“最適解パッキング”(柱記事の差別化)
ここはVietVoiceの差別化ポイントとして、「セット」で迷いを消します。
旅行日数は3泊4日想定。必要に応じて増減してください。
ハノイ(北部)|街歩き×冷房×季節の寒暖差
ハノイは、同じ日でも「昼は汗ばむのに、夜は冷える」が起きやすい街です。旧市街は歩きが多く、寺院や博物館など屋内外の出入りも増えます。
だからこそ、夏服だけで突っ込むより、羽織とロングボトムを軸に組むほうが快適。冬寄り(11〜3月頃)は、防寒が必要な日もあります。
3泊4日・基本セット例
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半袖トップス:2〜3
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薄手の羽織:1(必須)
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ロングボトム:1〜2(寺院にも対応)
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歩ける靴:1
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雨季なら:折り畳み傘+速乾トップス多め
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冬寄りなら:ライトダウン/フリース相当+長袖インナー
ありがちな失敗:夜や朝に冷えるのに、半袖しかなくて詰む。
ダナン(中部)|ビーチ×街×雨季の強さ
ダナンは海が近く、ビーチと市街地を行き来しやすい一方、時期によって雨が強くなります。
濡れたあとの快適さが旅の質を左右するので、速乾と足元設計が重要です。ビーチ用と街歩き用の“ちょうど中間”を狙うと失敗しません。
セット例
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水着+カバーアップ(またはラッシュガード)
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速乾トップス:2〜3
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かかと固定サンダル:1(濡れてもOK)
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羽織:1(冷房と日焼け)
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雨季は:軽量レインコート寄りが便利(傘だと動きにくい場面あり)
ありがちな失敗:ビーチサンダルだけで街歩き → 疲れる・滑る。
ホーチミン(南部)|暑さ×蒸れ×冷房
ホーチミンは基本ずっと暑く、汗と蒸れとの戦いになりやすい街です。
ただし、屋内は冷房が効くので、薄着一択にすると逆に疲れます。外は通気性、室内は羽織で調整するのが正解です。
セット例
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薄手トップス:3
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速乾インナー:2セット(汗対策で快適度が上がる)
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羽織:1(屋内で必須)
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サンダル+スニーカー(歩く日用):可能なら2足
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雨季は:傘かレインコート、どちらかは必須
ありがちな失敗:外の暑さに合わせて薄着 → モールで寒い。
よくある質問(FAQ)
Q1. 半袖だけで大丈夫?
南部中心ならだいたいOKです。ただし冷房対策の羽織がないと、体調を崩しやすくなります。北部の冬は、半袖だけだと厳しい日があります。
Q2. 雨季は傘?レインコート?
街歩き中心なら傘でも回せます。
ただ、移動が多い/両手を空けたい/バイクに乗るなら、軽量レインコートが便利です。
Q3. 寺院はどこまで厳しい?
場所によりますが、「肩と膝」が基本ルール。迷ったらストール+ロングボトムで安全に通れます。
Q4. 洗濯は必要?
短期なら最小限でも回りますが、汗をかくので速乾インナーがあると快適。長めならホテル洗濯やランドリー活用が楽です。
まとめ:結局これだけ押さえればOK
ベトナム旅行の服装は、むずかしく見えて「事故ポイント」が決まっています。
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ベトナムは 夏服+羽織が基本(冷房・日焼け・寺院対応)
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北部の冬だけは防寒が必要な日あり
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雨季は速乾&歩ける靴が勝ち
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寺院用に 肩と膝を隠せる1セットを持つと詰まない
この4点を押さえて、行き先に合わせて“都市別セット”を調整すれば、服装の失敗はほぼなくなります。