
ハノイ旧市街に着いて最初に困るのは、どこからどこまでが旧市街で、そこで何ができるのかが分からないことだ。通りの名前は似ているし、地図を見ても線が引かれていない。
この記事では、旧市街の範囲をはっきりさせたうえで、見る・食べる・買う・体験するの4つに分けて、店や施設の値段と所要時間まで書いていく。
結論|旧市街でできること早見表
| 昼 | 夜 | |
|---|---|---|
| 見る | 城門・祠・古民家・大聖堂/水上人形劇(平日の昼は空いている) | 金土日は祠と古民家も21:30まで/水上人形劇 |
| 食べる | フォー・ブンチャー・チャーカー・バインミー・エッグコーヒー | ビアホイ/金土日は屋台の食べ歩き |
| 買う | ドンスアン市場・通り沿いの店 | 金土日はナイトマーケット(約650m) |
| 体験する | マッサージ・ネイル・アオザイ・シクロ | マッサージ・ネイル |
金・土・日は夜が主役、平日は昼が主役。それだけ押さえておけば予定は立つ。
時間の目安はこうだ。街そのものは朝6時台から動いている。フォーの店は朝が本番だし、市場も早い。一方で入場料を取る施設は8:00〜17:30が中心で、昼休みに閉まるところもある。そして週末の夜は、夏なら19時、冬なら18時から24時まで歩行者天国になる。
旧市街とは|どこからどこまで・36通りの正体
ハノイ旧市街の範囲は、1995年の建設省の決定で決まっている。
| 方角 | 境界の通り |
|---|---|
| 北 | ハンダウ通り(Hàng Đậu) |
| 西 | フンフン通り(Phùng Hưng)※線路沿い |
| 南 | ハンボン〜ハンガイ〜カウゴー〜ハントゥン通り |
| 東 | チャンクアンカイ/チャンニャットズアット通り |
面積はおよそ100ヘクタール、通りは76本。ホアンキエム湖の北側の一帯、と覚えておけば足りる。

ここで先に言っておくと、ハノイ大聖堂とホアンキエム湖、水上人形劇場は、厳密にはこの範囲の外だ。南の境界であるハンガイ通りより下にある。ただし歩いて5〜10分なので、旅行者としては一緒に回ってしまってかまわない。この記事でも「範囲の外」と断ったうえで紹介する。
「36通り」は通りの数ではない
通り名の多くは「Hàng(ハン)=お店」+商品名でできている。Hàng Bạc(銀)、Hàng Gai(麻)、Hàng Mã(紙)。何を売っている通りかがそのまま住所になっている。日本でいえば鍛冶町や紺屋町と同じ発想だ。
「36通り」という呼び名は、かつての同業組合の数に由来する。通りが36本という意味ではないし、実際いまは76本ある。ベトナム人はこの一帯を「フォーコー(Phố cổ=旧市街)」と呼ぶ。
そして、いま銀の通りに銀屋があるかというと、半分はアクセサリー店で、半分はカフェと土産屋に変わっている。名前だけが昔のまま残って、中身は静かに入れ替わっている。この「名前と現実のズレ」を知っておくと、歩くのが少し面白くなる。
【見る】旧市街の見どころ
旧市街の見どころは、歩いて回れる範囲にまとまっている。料金と所要時間を先に出す。
| スポット | 場所 | 料金 | 所要 |
|---|---|---|---|
| オークアンチュオン門 | 旧市街の中 | 無料 | 5分 |
| バックマー祠 | 旧市街の中 | 20,000ドン(約120円) | 20分 |
| マーマイの家 | 旧市街の中 | 20,000ドン(約120円) | 30分 |
| ロンビエン橋 | 旧市街の北東すぐ | 無料 | どこまで渡るかによる |
| ホアンキエム湖・玉山祠 | 範囲の外(南) | 50,000ドン(約300円) | 40分 |
| 水上人形劇 | 範囲の外(南) | 100,000〜200,000ドン(約600〜1,200円) | 50分 |
| ハノイ大聖堂 | 範囲の外(南西) | 無料 | 15分 |
オークアンチュオン門|旧市街に唯一残る城門

ドンスアン市場のすぐ南東、ハンチエウ通りの東端にある城門。かつてタンロン城を囲んでいた城門のうち、現在まで残る唯一の門だ。1749年の建設で、フランス植民地時代にほかの門は取り壊された。
面白いのは、この門がいまも道として現役だということだ。門の下は車両進入禁止で、脇の標識には清掃車だけが22時から5時のあいだ通れると書いてある。それ以外の時間は、バイクが次々とアーチをくぐっていく。見学というより、通行人としてくぐるほうが正しい。
バックマー祠|1000年の守り神

ハンブオム通り76番地。ハノイの守り神である白馬神を祀る、旧市街で最も古い祠のひとつだ。入場料は20,000ドン(約120円)で、16歳未満は無料。
- 営業時間:8:00〜12:00/13:30〜17:30。金・土・日は19:00〜21:30も開く
- 閉館の30分前までに入ること
- 飲食と喫煙は不可。露出を控えた服装で
建物は一直線に奥へ伸びている。手前の前祭殿に白馬神、その奥の禁宮にロンドー大王。白馬の像と赤い柱、金の儀仗が並ぶ空間は、外の喧騒とは別世界だ。

正門はハンブオム通り側、裏の出口はハンザイ通り側にあるので、通り抜けられる。北へ歩く途中で寄ると動線がきれいにつながる。週末の夜に開いているのも、旧市街の他の施設にはない使い勝手だ。
マーマイの家|19世紀のチューブハウス
マーマイ通り87番地。間口が狭くて奥に長い「チューブハウス」という旧市街特有の家の造りを、そのまま保存して公開している。
修復のためしばらく閉まっていたが、2026年1月19日に再開した。同時に電子チケットが導入され、料金は20,000ドン(約120円)になっている。開館は8:00〜12:00と13:30〜17:30、金・土・日は19:00〜21:30も。
ロンビエン橋|旧市街の北東すぐ
旧市街の北東の端から歩いてすぐ、紅河にかかる鉄橋。フランス統治時代に架けられたもので、いまも列車とバイクが渡っていく。歩道を歩いて渡れるので、旧市街の散策から足を伸ばす先として組み込みやすい。
ホアンキエム湖と玉山祠|範囲の外、徒歩5分

旧市街の南に接する湖。湖の北東の島に建つのが玉山祠で、赤いテフック橋を渡って入る。
入場料は50,000ドン(約300円)。ハノイ市の遺跡名勝管理委員会が発行する券で、16歳未満は無料、60歳以上と学生は半額の25,000ドンになる。券売所は橋のたもとにある。
湖の東岸には、ハノイの人なら誰でも知っているアイスの店がある。散策の途中で寄るならここだ。
水上人形劇|当日券は週末の夕方が厳しい

ホアンキエム湖の北東角、ディンティエンホアン通り57Bのタンロン水上人形劇場。1公演は約50分。
- 料金:席の位置で3種類。100,000/150,000/200,000ドン(約600/900/1,200円)
- 撮影料が別:カメラ20,000ドン、ビデオ60,000ドン
- 時刻:13:45/15:00/16:10/17:20/18:30/20:00/21:15。水曜と木曜だけ9:00の回がある
窓口のスケジュール板を見ると、売り切れの札が貼られているのはほとんどが夕方以降の回だ。土曜はほぼ全部、金曜と日曜も16時以降が埋まっている。夜に見たいなら前日までに買っておくほうがいい。逆に平日の13:45と15:00は空いていることが多い。
ハノイ大聖堂|範囲の外、南西の端

1886年建設のネオゴシック様式の教会。入場は無料だが、ミサの時間は見学が制限される。周辺はカフェが集まる一帯で、エッグコーヒーを飲みながら休憩するならこのあたりが使いやすい。
【食べる】旧市街の食べ歩き
旧市街はハノイ北部の料理が一通り揃う。ここで押さえておきたいのは、同じ料理でも店の種類で値段が変わるということだ。
| 料理 | 専門店・食堂 | ターヒエン通りのビアホイ |
|---|---|---|
| フォー | 40,000〜60,000ドン(約240〜360円) | 70,000ドン(約420円) |
| ブンチャー | 50,000〜70,000ドン(約300〜420円) | 80,000ドン(約480円) |
| バインミー | 店により幅が大きい | 50,000ドン(約300円) |
| ネム(揚げ春巻き) | — | 90,000ドン(約540円) |
ビアホイの店は、椅子とテーブルを通りに出して夜通し座れるぶん、料理の値段は少し高い。味と値段で選ぶなら昼の専門店、雰囲気で選ぶなら夜のビアホイ、と割り切ると分かりやすい。
フォー|ハノイが本場
ハノイのフォーは透き通ったあっさりスープが特徴で、ホーチミンのフォーとは別物と言っていい。旧市街には専門店が点在していて、朝や昼にバイクで駆けつける行列ができる店もある。一杯40,000〜60,000ドン(約240〜360円)。
ブンチャー|昼の定番

米粉麺を甘酸っぱいタレにつけて食べるハノイ発祥の定食。一食50,000〜70,000ドン(約300〜420円)。旧市街とその周辺に専門店が多い。
チャーカーラーヴォン|通りの名前になった料理
白身魚をターメリックとディルで炒め焼きにして、米粉麺と一緒に食べる。この料理の名店があることから、通りの名前そのものが「チャーカー通り」になった。150,000〜200,000ドン(約900〜1,200円)と旧市街の食事のなかでは高いほうだが、ハノイでしか食べられない。
バインミー|歩きながら食べられる
ベトナム風のサンドイッチ。旧市街には専門店とスタンドが点在していて、店による幅が大きい。ターヒエン通りのビアホイの店では50,000ドン(約300円)だった。歩きながら食べられるので、移動の合間に向いている。
チェー|歩き疲れたときの甘いもの
ベトナム風のぜんざい。豆やゼリー、フルーツをココナッツミルクで食べる。旧市街にはジューススタンドと並んでチェーの店が多く、店先のプラスチック椅子で座って休める。日中の暑さで動けなくなったときの逃げ場としても使える。
エッグコーヒー|ハノイ発祥

卵黄とコンデンスミルクを泡立てたクリームをコーヒーに乗せた、ハノイ生まれの飲み物。35,000〜55,000ドン(約210〜330円)。旧市街には発祥の店をはじめ、出すカフェが多数ある。
週末の夜だけの食べ歩き

金・土・日の夜だけ、ハンダオ通りからドンスアン市場までの一本道に屋台が並ぶ。焼きトウモロコシ(10,000〜15,000ドン)、フルーツシェイク(20,000〜35,000ドン)、ベトナム風クレープのバインチャンヌン(15,000〜25,000ドン)あたりが定番だ。

最近増えているのがバインドンスー(bánh đồng xu)。ベトナムの10,000ドン硬貨をかたどった、直径15センチほどの薄いチーズケーキで、焼き型から出したてを紙に包んで渡してくれる。30,000〜40,000ドン(約180〜240円)で、チーズ、塩卵、チョコレート、コーンなど中身が選べる。ドンスアン市場の前あたりに出ていることが多い。
合計100,000ドン(約600円)もあれば食べ歩きは十分に楽しめる。
【買う】雑貨・アオザイ・お土産・市場
旧市街の買い物は、大きく3つに分かれる。ドンスアン市場(昼)/週末のナイトマーケット(夜)/通り沿いの店(通年)だ。
ドンスアン市場|旧市街北端の巨大市場

3階建ての屋内市場。入ってすぐの通路には乾物・菓子・ナッツの袋とスーツケースが積み上がっている。

奥へ進むと、生地とアオザイの反物、既製服、下着、おもちゃと文具、ラタンのかごや木彫りの土産物と続く。


本来は問屋街なので、通路は人ひとりがすれ違うのがやっとの幅だ。旅行者が買いやすいのは、外周と土産物の売り場になる。

建物の中にエアコンはない。昼間はかなり暑くなるので、朝の涼しい時間か夕方に行って、ジューススタンドで休みながら回るのが現実的だ。
週末の夜はナイトマーケットに変わる
金・土・日の夜だけ、市場の南に伸びるハンダオ通りが歩行者天国になり、数百の屋台が並ぶ。ドンスアン市場と違って値札を出している店が多いので、初めてならこちらのほうが買いやすい。値段と時間は週末のナイトマーケットにまとめた。
通り沿いの店|シルクと雑貨

市場の外で買うなら、通りごとに扱うものが違うのを利用したい。
- ハンガイ通り:シルク製品、刺繍、土産物。旧市街のなかでは歩きやすい
- ハンマー通り:祭事用の紙製品と提灯。買わなくても色が派手で見て面白い
- ハンバック通り:もとは銀細工の通り。いまもアクセサリー店が残る
【体験する】マッサージ・ネイル・アオザイ・シクロ
マッサージ・スパ
旧市街の中に何十軒とある。60分のボディで260,000〜850,000ドン(約1,600〜5,100円)と幅が大きい。ホテルに入っている店は、この金額にサービス料5%と税が別でかかることがあるので、表示価格だけで判断しないほうがいい。店選びは別の記事にまとめた。
ネイル
マッサージ店がネイルを併設していることが多い。マニキュア・ペディキュアが200,000ドン(約1,200円)前後、ジェルが300,000〜500,000ドン(約1,800〜3,000円)。日本と比べれば安いので、旅の途中で足だけやってもらう人も多い。
アオザイ
アオザイは買うより借りるほうが早い。24時間で150,000〜300,000ドン(約900〜1,800円)が相場で、ホテルまで届けてくれる店もある。メイクと撮影をつけたセットにすると150万ドン(約9,000円)前後まで上がるので、着て歩くだけなのか、写真を撮ってもらうのかを先に決めておくといい。
シクロ

人力の三輪自転車タクシー。旧市街の細い路地をゆっくり流すのに向いている。
- 料金:1時間150,000〜300,000ドン(約900〜1,800円)前後で交渉する
- 定員:市の規定で1台に大人2名まで(子ども1名は同乗可)
- 認可されている運行ルートは決まっている。旧市街のどこでも自由に走れるわけではない
乗る前に必ず金額と時間を決めること。あとから追加を求められるのを避けられる。
昼と夜で変わる|時間帯別の歩き方
旧市街は昼と夜で別の街になる。特に金・土・日は、ある時刻を境に道路そのものが消える。

歩行者天国は季節で1時間ずれる
現地の標識にはこう書かれている。
| 季節 | 時間 | 曜日 |
|---|---|---|
| 夏 | 19:00〜24:00 | 毎週 金・土・日 |
| 冬 | 18:00〜24:00 | 毎週 金・土・日 |
実際に見ていると、開始の30分前にはバリケードが立つ。夏なら18時半だ。ただしこの時点ではバイクがまだかなり入ってくる。19時になるとバイクもほぼ通れなくなり、そこで一気に歩行者天国になる。人の量が変わる瞬間を見たいなら、18時半に着いておくといい。
同じ通りが昼と夜で入れ替わる
分かりやすいのがこの2本だ。

ターヒエン通りは、通称「ビアストリート」。昼はビアホイの店のシャッターが閉まっていて、椅子も出ていない。人通りもほとんどない住宅街だ。それが夜になると、プラスチックの椅子とテーブルが通りを埋め尽くす。

ビアハノイや333が1杯15,000〜30,000ドン(約90〜180円)。旧市街でいちばんカジュアルな飲み方ができる場所だ。

ハンダオ通りは、昼は衣料品と靴の商店が並ぶ普通の商店街。ここが週末の夜、ナイトマーケットのメインストリートに変わる。
週末のナイトマーケット

ハンダオ通りからドンスアン市場まで、約650mの一本道に数百の屋台が並ぶ。開催は歩行者天国と同じ金・土・日で、ピークは20時から22時。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | ハンダオ通り〜ドンスアン市場(約650m) |
| 開催 | 毎週 金・土・日 |
| 時間 | 夏19:00〜24:00/冬18:00〜24:00(ピークは20:00〜22:00) |
| 入場料 | 無料 |
| 支払い | 現金が中心。少額紙幣を多めに |
意外に思われるかもしれないが、客の半分以上はベトナム人の家族連れやカップルだ。観光客専用の市場ではなく、地元の人の週末の散歩道に観光客が混ざる構図になっている。メインの通りはアルコールの気配が薄く、酔っ払いもほとんどいない。雰囲気としては日本の夏祭りの縁日に近い。

屋台の多くは値札を出している。
| もの | 値段 |
|---|---|
| マグネット | 10,000ドン(約60円)/10個買うと2個おまけ、という店もある |
| 靴下 | 30,000ドン(約180円)で5足 |
| Tシャツ | 100,000ドン(約600円)前後 |
| 服(ワンピース・パンツ) | 70,000〜120,000ドン(約420〜720円) |
ばらまき土産ならここで揃う。一方で「ブランド品」はコピー品だし、バッチャン焼きは本物かどうかの見分けがつかない。値札のないものは、2〜3割引きが交渉の落とし所だ。食べ歩きと合わせても、合計100,000ドン(約600円)あれば十分に楽しめる。
湖の周りも同時に歩行者天国になる

同じ時間帯に、ホアンキエム湖の周りも車両規制される。大道芸、音楽、子ども向けの遊び場が出て、ナイトマーケットと合わせて回ると週末の空気を丸ごと体験できる。
夜まで開いている施設もある
旧市街の施設はたいてい17時半に閉まるが、金・土・日だけ19:00〜21:30も開くところがある。バックマー祠とマーマイの家がそうだ。歩行者天国の時間と重なるので、夜の散歩のついでに寄れる。
平日の夜に何かしたいなら、旧市街から徒歩10分のトレインストリートが選択肢になる。
どれくらい時間がかかる?|半日・1日の回り方
| 過ごし方 | 目安 |
|---|---|
| ナイトマーケットだけ | 1〜2時間 |
| 昼の散策(主要スポットのみ) | 2〜3時間 |
| 昼+夜(グルメ・カフェ込み) | 半日〜1日 |
| 路地裏まで歩く | 丸1日 |
2〜3時間あれば、主要な通りとスポットは回れる。ただし旧市街の面白さは時間帯で変わるので、旧市街のホテルに泊まっているなら、朝・昼・夜と分けて何度か出るほうが密度は上がる。
半日で組むなら、午前にドンスアン市場(涼しいうち)→ 昼に食事 → 午後にマッサージかカフェで暑さを避ける → 夕方から歩行者天国という順番が体力的に楽だ。旧市街は日中の日陰が少なく、屋内にもエアコンがない場所が多い。
ハノイ全体の日程に組み込む場合は、日数別のモデルコースにまとめている。
実用|行き方・トイレ・荷物・治安・英語
空港からの行き方
ノイバイ国際空港からタクシーかGrabで約40分。荷物が少ないなら、86番バス(一律50,000ドン/約300円)で停留所4番「162 Trần Quang Khải」まで来れば、旧市街の入口に直接降りられる。
市内の移動はGrabが確実だ。ただし旧市街の細い路地には車が入れないので、ホアンキエム湖の周りなど広い通りを待ち合わせ場所に指定する。
お金
屋台と市場は現金が中心なので、到着後に少額紙幣を作っておくと動きやすい。旧市街の中にも両替所は多い。
道路の渡り方

旧市街でいちばんハードルが高いのがこれだ。歩道はバイクの駐車場になっているので、歩行者は車道に出ることになる。横断は「立ち止まらず、一定の速度で渡る」が鉄則。急に止まったり走ったりするほうが危ない。
トイレ・水・休憩
公衆トイレは数が限られる。カフェかコンビニに入るのが現実的で、旧市街にはどちらも多い。日中は日陰が少ないので、こまめに屋内に逃げたほうがいい。
治安
昼夜とも明るい雰囲気だが、人が多いぶんスリには注意がいる。スマホを路上で片手持ちしない、バッグは体の前に、貴重品はホテルのセーフティボックスに。特にバイクからのひったくりに気をつける。
英語は通じるか
観光客向けのホテル・レストラン・土産店・スパでは、たいてい誰かしら英語を話せる。一方、地元の人が客の日用品店や食堂では通じないことが多い。とはいえ屋台の注文は指差しで足りるので、困る場面は少ない。
よくある質問
ハノイ旧市街はどこからどこまで?
北はハンダウ通り、西はフンフン通り、南はハンボン〜ハンガイ〜カウゴー〜ハントゥン通り、東はチャンクアンカイ/チャンニャットズアット通りに囲まれた一帯。面積は約100ヘクタール、通りは76本ある。ハノイ大聖堂とホアンキエム湖は厳密にはこの外側だが、歩いて5〜10分だ。
ハノイ旧市街は何時間あれば回れる?
主要な通りとスポットを歩くだけなら2〜3時間。カフェ休憩やナイトマーケットまで含めると半日〜1日が目安だ。
ナイトマーケットはいつ開いている?
毎週金・土・日の夜。夏は19時から、冬は18時から、どちらも24時頃まで。ハンダオ通りからドンスアン市場までの約650mが会場になる。
玉山祠の入場料はいくら?
大人50,000ドン(約300円)。16歳未満は無料、60歳以上と学生は半額の25,000ドンになる。
旧市街でスリに遭わないためのコツは?
スマホを路上で片手持ちしない、バッグは体の前に持つ、貴重品はホテルに置く。この3つで大半は防げる。
まとめ
旧市街でできることは、見る・食べる・買う・体験するの4つ。どれも歩いて回れる範囲にあり、1日あれば全部に手が届く。
そして同じ場所が、時間帯によってまったく違う顔を見せる。昼はシャッターが下りていた通りに夜は椅子が並び、車が走っていた道が19時に歩行者の川に変わる。何を見るかと同じくらい、いつ行くかで体験が変わる街だ。
予定を細かく決めるより、行きたい時間帯だけ決めて、あとは通りを曲がってみるほうが旧市街は楽しめる。