ハノイ86番バスの時刻表【2026年5月最新】|ノイバイ空港から市内へ50,000ドン・路線図と乗り方

旅・ガイド

ハノイのノイバイ空港から西湖や旧市街・ホアンキエムなどの観光中心部までを片道50,000ドン(約300円)で結ぶ「86番バス」。

タクシーやGrabの6分の1の値段で、ぼったくりの心配もない、最近では玄人観光客の定番アクセス手段になりつつあります。

  • 全26便の最新時刻表(空港発・ハノイ駅発)
  • 50,000ドン値上げとVISA/Mastercardタッチ決済対応
  • 12停留所の正確な路線図と乗り場(T1柱12番・T2柱14番)
  • 旧市街・西湖・メリア方面それぞれの降車駅の選び方

2026年5月撮影|ハノイ86番バスの最新時刻表看板

目次

ハノイ86番バスとは?2026年5月の最新基本情報

ノイバイ空港T2ターミナルに停車中のハノイ86番バス

86番バス(Bus Express 86)は、ハノイ市交通公社(Transerco)が運営する、ノイバイ国際空港とハノイ駅を結ぶ高速エクスプレスバスです。2016年4月30日に開通しました。

「観光客向けの空港バス」として設計されているのが特徴で、

  • 大型スーツケース置き場あり
  • 英語の車内アナウンス
  • 車内無料Wi-Fi
  • オレンジ色の車体で見つけやすい
  • 公式時刻表があり、運転は比較的正確

など、初めての海外旅行でも迷わず使えるレベルに整備されています。

2026年5月現在の基本情報はこちら。

項目 2026年5月時点の情報
料金 50,000ドン(約300円)/一律
運行頻度 約30分間隔
所要時間 約60分(渋滞時はそれ以上)
始発・最終(ハノイ駅発) 05:15 / 20:40
始発・最終(空港発) 06:40 / 22:15
停留所数 12箇所
支払い方法 現金(VND)/VISA・Mastercardタッチ決済
運行会社 Transerco(ハノイ交通公社)
公式サイト busnoibai.com
ホットライン(24時間) 0334158668

注目すべきは、2026年に料金が45,000ドン→50,000ドンに改定されていることと、VISA・Mastercardのタッチ決済に対応していることの2点。

ハノイ86番バスの時刻表【2026年5月最新・全便フルリスト】

終日を通して約「30分間隔」ですが、ラッシュ時は20〜25分間隔、夕方は45分間隔と、時間帯によって多少ばらつきがあります。

ノイバイ空港 → ハノイ駅【全26便】の時刻表

06:40 07:20 08:00 08:40 09:15
09:40 10:25 11:00 11:40 12:20
12:45 13:15 13:50 14:30 15:10
15:40 16:10 16:45 17:20 17:55
18:40 19:20 20:00 20:45 21:30
22:15

ハノイ駅 → ノイバイ空港【全26便】の時刻表

05:15 05:45 06:30 07:10 07:45
08:10 08:50 09:30 10:10 10:45
11:15 11:50 12:25 13:05 13:45
14:10 14:40 15:10 15:55 16:30
17:00 17:45 18:30 19:15 20:05
20:40

なお、空港発の時刻はT1(国内線)の発車時刻です。T2(国際線)はT1から約10分後に到着するので、国際線到着便の人は上記+10分が目安になります。

始発・最終便で気をつけたいこと

86番バスを利用するにあたっての注意点は、最終便が早いこと。

ハノイ駅発の最終 → 20:40
空港発の最終 → 22:15

特に日本〜ハノイ間の直行便は、深夜出発・早朝到着が多数あります。

朝早くの便や深夜遅くの便を利用する際には最初からGrabを検討しておく方が無難です。

公式時刻表の確認方法

冒頭の写真は86番バスの窓に掲示されていたものですが、運営会社Transercoの公式サイト「86番バス時刻表」などでも時刻表が更新されているため、最新情報はそちらで確認されることをおすすめします。

ハノイ86番バスの路線図と12の停留所

看板に掲載されている路線図|空港から西湖の東側を南下し、ロンビエン経由で旧市街・ハノイ駅へ(筆者撮影)

86番バスの停留所は、空港から市内中心部まで全12箇所。ノイバイ空港のT1ターミナルを始発とし、T2(国際線)→西湖の北側→ロンビエン経由→旧市街→オペラハウス前→メリアホテル→ハノイ駅、という順に進みます。

空港→市内方向の全停留所リスト

No. 停留所名 近くの目印・特徴
12 ノイバイ空港 T1(国内線) 到着ロビー1階・柱12番(始発)
11 ノイバイ空港 T2(国際線) 到着ロビー1階・柱14番
10 ノイバイ ALS(貨物ターミナル) 空港敷地内
9 523 Âu Cơ(西湖北側) 西湖の北端
8 クアンアン花市場(215 Âu Cơ) 早朝の花市場で有名
7 33 Âu Cơ(西湖東側) 西湖エリア中心部
6 クアバック交差点・Yên Phụ通り 西湖から旧市街への入口
5 ロンビエン・バス乗換所(E1.2) ロンビエン橋・市場・旧市街北端
4 162 Trần Quang Khải(旧市街) 旧市街宿泊者はここ
3 ハノイ・オペラハウス前 ホアンキエム湖南側
2 メリア・ハノイ・ホテル前 Lý Thường Kiệt通り
1 ハノイ駅(137 Lê Duẩn 向かい) 終点

市内→空港方向のルートは少し違う

ハノイ駅から空港に向かうルートは、上記の逆順とほぼ同じですが、旧市街エリアでルートが少し違います。

具体的には、ハノイ駅 → メリアホテル前 → 中央郵便局前(ホアンキエム湖東側) → 23 Hàng Tre → ロンビエン → ……の順番。オペラハウス前ではなく、ホアンキエム湖の東側を北上します。

さらに注意点が一つ。金曜夜〜日曜夜はホアンキエム湖周辺が歩行者天国になるため、中央郵便局前のバス停が使えず、バス停がヒルトンハノイオペラホテル付近に変更されます。週末の空港行きバスに乗る人は、Googleマップで当日のバス停を再確認してください。

ハノイ86番バスの料金は50,000ドン|現金とクレカどちらでもOK

料金:一律50,000ドン(約298円)

86番バスの料金は、乗車区間に関係なく一律50,000ドン。空港〜ハノイ駅まで乗っても、空港〜西湖の途中で降りても同じ値段です。

86番バスは2016年の運行開始以降、段階的な値上げが行われており、運行開始時の30,000ドン台から、約10年で1.7倍程度になっています。とはいえ、Grab(空港 – ハノイ市内間)の300,000〜350,000ドンと比べれば、まだ6〜7分の1と圧倒的に安いです。

現金払い:50,000ドン札か小額紙幣を準備

支払い方法は、まず現金。

注意点は、500,000ドン札のような高額紙幣はおつりに困ること。空港の両替所で両替するときに「50,000ドン札を多めに混ぜてほしい」とお願いするか、空港のATMで引き出した直後に小額紙幣に崩しておくと安心です。

VISA・Mastercardのタッチ決済が使える

これは比較的新しく導入された支払い方法です。

86番バスは、現在VISA・Mastercardのタッチ決済(コンタクトレス決済)にも対応しています。

オンライン購入は外国人にはまだハードル高い

公式サイト「busnoibai.com」ではオンラインでチケットも買えますが、支払い方法がベトナムの銀行送金やQRコード決済(VNPay・MoMoなど)に限定されており、外国人観光客にはまだ実用的ではありません。素直に車内で現金かタッチ決済が一番ラクです。

ノイバイ空港での86番バス乗り場|柱12番(T1)と柱14番(T2)

ノイバイ空港T2のハノイ86番バス乗り場案内看板

ノイバイ空港から86番バスに乗るときは、ターミナルによって乗り場が違います。

国際線T2(日本からの直行便はこちら)

ANA、JAL、ベトナム航空、ベトジェットなど、日本の主要航空会社からの直行便はすべてノイバイ空港のT2に到着します。

  1. 到着ロビーを出る
  2. 柱14番の向かい側(道路を渡った中洲)にバス停がある
  3. 看板に「86 Express Bus」のオレンジロゴが目印

過去に乗り場が何度か変更されています。最終的には現地で「86」のロゴが書かれたオレンジ色のバス停看板を探すのが一番確実です。

国内線T1

ベトナム国内線で乗り継ぎして到着する場合はT1です。86番バスはここが始発。

  1. 到着ロビーを出る
  2. 柱12番の向かい側(道路を渡った中洲)にバス停
  3. 始発なので確実に座れる

なお、T1とT2の間は徒歩での移動には適していません(距離があり、空港敷地内のため)。間を結ぶ無料シャトルバスが空港敷地内を走っているので、座って行きたい場合は国際線到着後にこのシャトルでT1に移動してから乗るというテクニックもあります。

客引きと「68番バス」に注意

ノイバイ空港T2ターミナル前に停車するハノイ68番バス

到着ロビーを出ると、下記の勧誘やバスの間違いに注意が必要です。

  • 「86番バスはこっちだよ!」と書かれた紙を持ったミニバス勧誘員
  • タクシーの客引き
  • 同じバス停から出る68番バス(ハドン地区行き、観光地ではない)

勧誘員のミニバスは86番バスではありません。本物の86番バスはオレンジ色の大型バスで、車体に「86」と大きく書かれています。客引きは無視して、自分で看板まで歩いてください。

68番バスも同じバス停付近から出ますが、行き先がハドン地区という観光地ではないエリア。数字が86の逆順で見間違えやすいため、車体の番号とフロントの行き先表示を必ず確認してから乗りましょう。

キムマー・リンラン方面に泊まる人は90番バス

ノイバイ空港のハノイ90番バス

旧市街ではなく、キムマー(Kim Mã)通りやリンラン(Linh Lang)通りなど、ハノイ西側のエリアに泊まる人は、86番ではなく90番バスのほうが便利です。料金は15,000ドン(約90円)と86番より3分の1安い。乗り場も86番バスの近くにあります。

ハノイ駅・市内側の乗り場と降車駅の選び方

ここは「自分のホテルがどのエリアにあるか」で答えが変わります。代表的な選び方を整理します。

旧市街・ホアンキエム湖周辺に泊まる人

→ 「162 Trần Quang Khải」(停留所4番)で下車

旧市街エリアで一番便利な降車駅です。ホアンキエム湖の北東側、トラベル系のホテルが集まる地区まで徒歩5〜10分。終点のハノイ駅まで乗ってしまうと、戻るのに別途タクシーやGrabが必要になります。

メリアホテル・ホアンキエム湖南側に泊まる人

→ メリアホテル前(停留所2番)で下車

オペラハウス、ホアロー収容所跡、ベトナム女性博物館などに徒歩圏のエリアです。

オペラハウス周辺に泊まる人

→ オペラハウス前(停留所3番)で下車

ヒルトンハノイオペラ、ソフィテルレジェンドなど高級ホテルが多いエリア。ただし、市内→空港方向ではこの停留所には停まらず、ホアンキエム湖東側の中央郵便局前停車になるので、復路は注意してください。

西湖(Tây Hồ)周辺に泊まる人

→ 33 Âu Cơ(停留所7番)または 215 Âu Cơ(停留所8番)で下車

シェラトン西湖、インターコンチネンタル西湖、または西湖エリアのアパートに泊まる人向け。空港から最も近い停留所でもあります。

ロンビエン橋・ドンスアン市場周辺に泊まる人

→ ロンビエン・バス乗換所(停留所5番)で下車

ドンスアン市場、ロンビエン市場、ロンビエン駅に徒歩でアクセスできます。

終点ハノイ駅で降りる場合

→ 137 Lê Duẩn 向かい(停留所1番)で下車

旧市街までは徒歩20〜30分かかるので、旧市街宿泊者は手前の停留所で降りた方が無難です。

ハノイ86番バスを快適に使うための実用Tips

実際に乗って感じた、ガイドブックには載っていない細かいコツをまとめます。

大きなスーツケースは中央の荷物置き場へ

86番バスには車内中央付近に荷物を置けるスペースがあります。ただし、自分の荷物は自分で見ておく必要があり、貴重品は手荷物に分けて手元に置いておくのが基本です。

無料Wi-Fiと英語アナウンス

車内には無料Wi-Fiが飛んでいます。停留所のアナウンスもベトナム語と英語で流れるので、降りる場所を聞き逃すリスクは低めです。

最終バスを逃したらGrab一択

86番バスの最終を逃した場合、選択肢はGrab一択です。

深夜便で22時以降に空港着、または0時過ぎ発の便で20時台にホテルを出る人は、最初からGrabを使う前提で計画を立てた方が、現地で焦らずに済みます。

ハノイ86番バス vs Grab|どれを選ぶ?

最後に、空港〜市内のアクセス手段を比較表でまとめます。

項目 86番バス Grab(GrabCar)
料金(旧市街まで) 50,000ドン
(約300円)
300,000〜350,000ドン
(約1,800〜2,100円)
所要時間 約60分 40〜60分
運行時間 06:40〜22:15
(空港発)
24時間
荷物
専用置き場

トランク利用
ホテル目の前まで ×
ぼったくりリスク なし なし
支払い 現金/タッチ決済 アプリ登録カード/現金

ざっくり結論を言うと、

荷物が少なく、節約したい人 → 86番バス
家族連れ・荷物が多い・深夜着 → Grab

私個人としては、普通の旅行ならGrabが圧倒的にラクですが、ハノイ観光慣れしてる玄人の方や、「ベトナムらしいニッチな体験を最初から味わいたい」なら、86番バスもアリだと思っています。

おわりに|2026年現在、86番バスは「使える」アクセス手段

ハノイの86番バスは、料金が50,000ドンに上がり、クレジットカードのタッチ決済も使えるようになり、観光客にとってますます使いやすい交通手段になりました。

料金やクレカ対応など、ここ数年で変わった部分もあるので、出発前にこの記事をブックマークしておくと、現地で「あれ、思ってたのと違う」とならずに済みます。

最後にもう一度、空港〜市内アクセスの全体像はこちらの記事にまとめています。Grabや送迎との比較も含めて検討するならこちらをどうぞ。

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ライター

日本での生活経験あり。リンランを生活圏に、文化背景の翻訳と取材サポートを担当。

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