ホーチミン歌劇場(ホーチミン市民劇場、サイゴン・オペラハウス)は、1900年に開場した劇場です。ホーチミンの中心の、ドンコイ通りとレロイ通りの角に建っています。
中には公演のチケットがあれば入れ、竹を使ったサーカス「AOショー」もこの劇場で上演されています。劇場のすぐ近くには、メトロ1号線の市民劇場駅があります。
ホーチミン歌劇場とは|1900年に開場した、フランス第三共和政の様式の劇場
ホーチミン歌劇場は、1900年に開場した劇場です。市の観光サイトによると、設計は建築家ウジェーヌ・フェレで、建物はフランス第三共和政の様式です。
正面の彫刻や像、アーチ形の扉は、パリのプチ・パレを思わせると紹介されています。
日本語では「ホーチミン歌劇場」「ホーチミン市民劇場」「サイゴン・オペラハウス」などと呼ばれます。
ベトナム語の名前は「Nhà hát Thành phố(ニャーハット・タインフォー)」で、正面のアーチの中にもこの名前が書かれています。
市の観光サイトの英語の名前は「Ho Chi Minh City Opera House(Saigon Opera House)」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ベトナム語の名前 | Nhà hát Thành phố |
| 英語の名前 | Ho Chi Minh City Opera House/Saigon Opera House |
| 住所 | 07 Công trường Lam Sơn, phường Sài Gòn(ラムソン広場) |
| 地図 | Googleマップで開く |
| 開場 | 1900年 |
| 設計 | ウジェーヌ・フェレ(建築家) |
| 近くの駅 | メトロ1号線の市民劇場駅(Nhà Hát Thành Phố) |

ホーチミン歌劇場の中に入れる?|公演のチケットがあれば入れる
公演のチケットがあれば、劇場の中に入れます。公演のない時間に中を見学できるという案内は、市の観光サイトの建物の紹介にも、AOショーの主催の公式サイトにも見当たりませんでした。
公演を観るなら、行く日を決めて、先にチケットを用意します。AOショーのほかの公演の予定と申し込み先は、公式の出どころで確かめられませんでした。
外観を見るだけなら、チケットはいりません。写真では、朝も夜も、正面の階段に腰を下ろして休む人がいました。
外から見る場所と、昼と夜の違いは、このあとの「外から見るならどこから」で紹介します。
AOショー|劇場で観られる竹のサーカスとチケット
この劇場で観られる公演には、竹を使ったサーカス「AOショー(À Ố Show)」があります。
主催のLune Productionの公式サイトは、ホーチミンのAOショーの会場をこの劇場(Saigon Opera House)と案内しています。
AOショーは、竹のサーカスに、アクロバット・現代のダンス・舞台の視覚的な演出を合わせた舞台です。在ベトナム日本大使館が2018年に日本での公演を案内したページで、こう紹介されています。
同じ会社の竹のサーカスは、ほかの街でも上演されています。公式サイトの会場は次のとおりです。
- AOショー|ホーチミン(この劇場)
- Teh Dar|ホイアン
- Lang Toi(My Village)|ハノイ
夜の写真では、劇場の横の壁に「Vietnamese Bamboo Circus À Ố SHOW」と書かれた緑の看板が掲げられていました。

同じ日には、劇場の横に、バレエ「Cô bé Lọ Lem(CINDERELLA)」の看板も立っていました。
AOショーのチケットの申し込み先
主催のLune Productionの公式サイト(luneproduction.com)には、「Buy Tickets」(チケットを買う)の入口があります。
公式サイトの予定表では、2026年10月下旬の公演はどれも18:00開演で、公演のない日もありました。値段は「800,000ドン(約4,800円)から」と出ています。
公式サイトのよくある質問によると、次のとおりです。
- 長さ|約1時間で、途中の休憩はない
- ネットでの申し込み|開演の2時間前に締め切り
- 写真と録画|上演中はできない
- 飲み物|客席に持ち込めるのはボトルの水だけ
席ごとの値段は、申し込む前に、公式サイトで行く日の分を確かめてください。
外から見るならどこから|昼と夜の違い
外から見るなら、劇場の前の公園の先・正面の階段の前・ドンコイ通りの角から、正面が見えます。昼は外壁の彫刻や像の細かいところまで見えます。
夜の様子は、このあと写真で紹介します。
昼|前の公園の先と、正面の階段の前
昼は、前の公園の先からは正面のアーチとアーチの上の像が、正面の階段の前からは入口の両わきの女性の像と外壁の彫刻が見えます。
下の写真は、劇場の前の公園越しの昼の眺めで、植え込みと木の間に正面がのぞいています。

夜|ライトアップと、ドンコイ通りの角
夜の写真では、劇場はライトアップされていて、正面のアーチと柱、入口の両わきの像が明るく照らされていました。
入口の奥にはシャンデリアの明かりも見え、正面の階段とその前には、腰を下ろして休む人や、カメラを持った人が集まっていました。
ドンコイ通りの標識(ĐƯỜNG ĐỒNG KHỞI)が立つ交差点からは、ライトアップされた正面と、その前を行き交うバイクや車がいっしょに見えました。下の写真は、同じころの、この交差点からの眺めです。

・正面と横をいっしょに入れるなら、ドンコイ通りの角から
・像や彫刻を近くで見るなら、正面の階段の前から
・交差点では車道に出ずに、歩道から見る
行き方|メトロ1号線の市民劇場駅とドンコイ通り
劇場のすぐ近くに、メトロ1号線の市民劇場駅(Nhà Hát Thành Phố)があります。ベンタイン駅の次の駅です。
2022年の工事中の記事では、出入口の1つが劇場の前のラムソン公園とされていました。歩いて行くなら、劇場はドンコイ通りとレロイ通りの角にあります。
メトロ1号線のホームには、「Nhà Hát Thành Phố / Opera House」の表示がありました。
ホームドアの上の路線図では、Nhà Hát Thành PhốはBến Thành(ベンタイン)の次の2番目の駅でした。

メトロ1号線は、2024年12月22日に正式に走り始めました。
工事中の2022年のベトナム政府のサイト(ホーチミン市のページ)の記事では、市民劇場駅の出入口は5か所で、劇場の前のラムソン公園に出るのは5番とされていました。
開業した後の出入口の番号は確かめていません。地上に出る前に、駅の中の案内で出入口を確かめてください。
乗り方と運賃は、メトロの記事で紹介しています。
劇場のまわり|ドンコイ通りとコンチネンタルホテル
劇場はドンコイ通りの途中、レロイ通りとの角に建っています。劇場の角の交差点には、2つの通りの名前の標識(ĐƯỜNG ĐỒNG KHỞI、ĐƯỜNG LÊ LỢI)が立っていました。
劇場の近くには、市の観光サイトが1880年に開業したと紹介するコンチネンタルホテル(Hotel Continental Saigon)があります。
市の観光サイトは、このホテルの劇場が見える部屋が好まれていると書いています。ホテルの入口の横には、「1880」の文字が掲げられていました。
ドンコイ通りの歩き方と、通り沿いの建物やホテルは、ドンコイ通りの記事にまとめています。
よくある質問(FAQ)
ホーチミンにある劇場は?
中心部のドンコイ通りとレロイ通りの角に、1900年に開場したホーチミン歌劇場(市民劇場)があり、今もAOショーの会場になっています。水上人形劇の劇場は、夜の過ごし方の記事で紹介しています。
AOショーの公演時間は?
主催の公式サイトの予定表では、開演は18:00でした。長さは約1時間で、途中の休憩はありません(公式サイトのよくある質問)。
公演は毎日ではないので、行く日の分を主催のLune Productionの公式サイトで確かめてください。会場はホーチミン歌劇場です。
ホーチミン歌劇場は英語で何という?
Ho Chi Minh City Opera House、またはSaigon Opera Houseです。
ベトナム語ではNhà hát Thành phốで、住所は07 Công trường Lam Sơn, phường Sài Gònです。
公演がない時に中を見学できる?
公演のない時間に中を見学できるという案内は、市の観光サイトの建物の紹介にも、AOショーの主催の公式サイトにも見当たりませんでした。
外観は、劇場の前の公園の先・正面の階段の前・ドンコイ通りの角から見えます。
最寄りの駅は?
メトロ1号線の市民劇場駅(Nhà Hát Thành Phố)で、ベンタイン駅の次の駅です。
まとめ|公演のチケットがあれば中に入れる、外観は公園の先・階段の前・角から
ホーチミン歌劇場は1900年に開場した劇場で、市の観光サイトによると、建築家ウジェーヌ・フェレの設計です。公演のチケットがあれば中に入れ、竹のサーカスのAOショーもこの劇場で上演されています。
主催の公式サイトでは、AOショーは18:00開演で、長さは約1時間です。値段は800,000ドン(約4,800円)からと出ています。
行く日の分は、公式サイトで確かめます。
外観は、劇場の前の公園の先・正面の階段の前・ドンコイ通りの角から見えます。メトロ1号線の市民劇場駅は劇場のすぐ近くにあり、ベンタイン駅の次の駅です。
ホーチミン全体の回り方は、こちらにまとめています。