ハノイ歌劇場(オペラハウス)は中に入れる?2026年からの修復・外から見る場所・行き方

旅・ガイド

ハノイ歌劇場(ハノイ・オペラハウス、Nhà hát Lớn Hà Nội)は、1911年に完成した劇場だ。ハノイの中心の、チャンティエン通り1番地に建つ。

2026年1月に、ベトナム司法省の新聞が、劇場は1月31日から修復のために閉じ、修復は2年ほどかかる見込みと伝えた。確かめた範囲では、中に入れるという案内も、再び開いたという知らせも見つからない。

ハノイ歌劇場とは|1911年に完成した、パリのオペラ座を手本にした劇場

ハノイ歌劇場は、1901年に工事が始まり、1911年に完成した劇場だ。ベトナム通信社の英字紙によると、フランス人が建て、パリのオペラ・ガルニエ(オペラ座)を手本に、それより小さく造られた。

設計は、建築家のV.ハーレイ(V. Harley)とブロワイエ(Broyer)。ベトナム司法省の新聞によると、1995〜1997年の修復に続いて、2026年からの修復は2度目になる。

客席は約600席で、2011年には国の史跡(Di tích Quốc gia)に指定された。日本語では「ハノイ歌劇場」「ハノイ・オペラハウス」などと呼ばれる。

西湖の近くのクアンアン半島に建てている新しいオペラハウス(英語のニュースでは同じ「Hanoi Opera House」の名で呼ばれる)とは、別の建物だ。

Nhà hát Lớn(ニャーハット・ロン):ベトナム語で「大劇場」のこと。nhà hátは「劇場」、lớnは「大きい」という意味だ。
項目 内容
ベトナム語の名前 Nhà hát Lớn Hà Nội
英語の名前 Hanoi Opera House
住所 Số 1 Tràng Tiền, Hà Nội(チャンティエン通り1番地)
地図 Googleマップで開く
工事 1901年に始まり、1911年に完成
設計 V. Harley(ハーレイ)、Broyer(ブロワイエ)
手本 パリのオペラ・ガルニエ(それより小さい)
客席 約600席
国の史跡 2011年に指定
修復 1995〜1997年。2026年1月31日から2年ほど(2026年1月の新聞が伝えた予定)

ハノイ歌劇場の中に入れる?|2026年1月31日から2年ほど閉じると報じられ、再開の知らせは見つからない

中に入れるという案内は、確かめた範囲では見つからない。

2026年1月に、ベトナム司法省の新聞(Báo Pháp luật Việt Nam)が、劇場は1月31日から修復のために閉じると伝えた。修復は2年ほどかかる見込みとしている。

閉じている間に公演や見学で中に入れるという案内は、劇場の公式サイトのトップ(公演の一覧)にも、修復を伝えたベトナムの新聞の記事にも見当たらない。再び開いたという知らせも、同じ範囲には見当たらない。

閉じる前の2025年11月22日から12月31日までは、開場115年を記念した展示「115 năm Nhà hát kể chuyện」が開かれていた。建物の中を1時間ほどかけて回る展示だった。

建物を見学するツアーは、2017年9月に始まったと報じられたが、修復の前まで続いていたかは確かめられず、修復の後の見学の案内も見つからない。

修復の間は、中に入る予定は立てずに、外観を眺める場所として旅程に入れておきたい。

公演の予定とチケット|公式サイトの一覧は2019年11月で止まっている

2026年の公演の予定は、劇場の公式サイトでは分からない。

公式サイト(hanoioperahouse.org.vn)のトップに公演の一覧(Lịch biểu diễn)はある。ただ、載っているのは2019年の公演だけで、2019年11月の公演で止まっている。

その一覧のページには「チケットは劇場で売る」とあるが、再び開いた後の売り方は、再開の知らせで確かめたい。

ネットで前もって予約する案内は、そのページには見当たらない。服装の決まり(ドレスコード)も、そのページには書かれていない。

ハノイで舞台を観るなら、水上人形劇の記事で紹介している、ホアンキエム湖の北東の角の水上人形劇場がある。時刻・料金・チケットの買い方は、その記事にまとめている。

外から見るならどこから|前の交差点と正面の石段

写真では、建物の全体は前の交差点の向こう側から、柱やバルコニーの細かい所は正面の石段の下から見えた。

前の交差点の向こう側からは、劇場の正面の全体と、屋根の上の国旗が見えた。劇場の前には、バイクや車が行き交い、黄緑のバスや赤い2階建てのバスも見えた。
前の交差点の向こう側から見たハノイ歌劇場の正面の全体。手前に緑のタクシー、劇場の前をバイクや車が走り、右に赤い2階建てのバスが見える

正面の石段の下からは、黄色い外壁に並ぶ白い柱や、柱のあいだのバルコニー、黒い街灯が近くに見えた。

通った時は、正面のアーチの鉄の門は閉じていたが、閉じていたわけは確かめていない。正面に足場や工事の囲いは見えなかった(その後の様子は確かめていない)。
ハノイ歌劇場の正面。黄色い外壁に白い柱が並び、柱のあいだにバルコニーが張り出す。アーチの鉄の門は閉じていて、手前に黒い街灯が立つ

・建物の全体を入れるなら、前の交差点の向こう側から
・柱やバルコニーを近くで見るなら、正面の石段の下から
・交差点では車道に出ずに、歩道から見る

行き方とまわり|チャンティエン通りでホアンキエム湖へ

劇場の住所は、チャンティエン通り(Tràng Tiền)の1番地だ。

ケム・チャンティエンの記事で紹介しているとおり、チャンティエン通りはホアンキエム湖の南東の角から劇場の方へ延びている。湖の南東の角からこの通りに入ると、劇場へ向かえる。

写真を撮った日は、チャンティエン通り(PHỐ TRÀNG TIỀN)とファンチューチン通り(PHỐ PHAN CHU TRINH)の青い標識が立つ角も通った。
「PHỐ TRÀNG TIỀN」と「PHỐ PHAN CHU TRINH」の青い通りの名前の標識。後ろに黄色い外壁の建物と街路樹

チャンティエン通りのアイスクリームの店「ケム・チャンティエン(Kem Tràng Tiền)」の前を通った。緑の看板に「SINCE 1958」とある。
緑の看板に「KEM TRÀNG TIỀN SINCE 1958」と書かれたアイスクリームの店の入口

値段と味は、ケム・チャンティエンの記事で紹介している。

86番バスの記事では、ノイバイ空港から市内へ向かう86番のバスの停留所の1つに「オペラハウス前」を挙げ、空港へ戻る向きでは止まる停留所が変わると紹介している。

博物館の記事では、ベトナム国立歴史博物館の1号館を、劇場の裏手と紹介している。見学できる建物と入場料も、その記事にまとめている。

よくある質問(FAQ)

ハノイ・オペラハウスの2026年のスケジュールは?

2026年1月の新聞は、劇場が1月31日から2年ほど修復のために閉じると伝えていて、再び開いたという知らせは見つからない。

劇場の公式サイトの公演の一覧は2019年11月の公演で止まっていて、2026年の予定はそこでは分からない。

ハノイ歌劇場の見学ツアーはある?

1月31日から修復のために閉じると報じられ、その後に見学できるという案内は見つからない。建物を見学するツアーは2017年9月に始まったと報じられたが、修復の前まで続いていたかは確かめられなかった。

ハノイ歌劇場にドレスコードはある?

劇場の公式サイトの公演の一覧のページには、服装の決まりは書かれていない。

ハノイ歌劇場はいつ、誰が建てた?

1901年に工事が始まり、1911年に完成した。フランス人が建て、設計は建築家のV.ハーレイとブロワイエ、手本はパリのオペラ・ガルニエ(オペラ座)だ。

まとめ|修復の間は外から眺める

修復で閉じると報じられ、再び開いたという知らせは見つからないので、今は中に入る予定を立てずに、外から眺める予定にしておくのがいい。

ハノイ歌劇場は、1901〜1911年にフランス人が建てた、パリのオペラ・ガルニエを手本にした劇場だ。2026年1月の新聞は、1月31日から2年ほどかけて修復すると伝えている。

写真を撮った日は、前の交差点や正面の石段の下から外観を眺められ、チャンティエン通りを歩けば、ホアンキエム湖やケム・チャンティエンへも回れた。

ハノイのほかの見どころと回り方は、ハノイのまとめの記事で紹介している。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。
編集者

ベトナムに魅せられた東京出身の経営者。数字よりも人の営みに惹かれ、現地のリアルを言葉で伝えている。

関連記事

目次