ホーチミンの夜遊び大全|ブイビエン通り・ナイトクラブ・ガールズバー・カラオケの料金

2026.10.07
旅・ガイド

ホーチミンの夜は、ブイビエン通りの路上で飲むならビール1杯20,000ドン(約120円)から、日本人街のガールズバーに1時間いれば600,000ドン(約3,600円)からと、行き先によって使うお金が大きく変わります。

行く前に困るのは、「結局いくら持っていけばいいのか」が見えにくいことです。この記事では、目的別の行き先と予算を先に示し、会計で戸惑いやすい日本人街の店の料金の仕組みを、店が出している料金表と現地の様子をもとに紹介します。

先に要点だけ。

  • 日本人街のガールズバーは初回1時間600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)、カラオケは1回1,000,000〜2,300,000ドン(約6,000〜13,800円)が目安
  • ブイビエン通りは路上のビール1杯20,000〜50,000ドン(約120〜300円)。歩行者天国は土・日の19時〜翌2時
  • 電子たばこ・加熱式たばこと笑気ガスの風船は違法。帰りはGrabで
目次

ホーチミンの夜遊びはどこで何をする?目的別の早見表

ホーチミンの夜は、何をしたいかで行く場所が分かれます。行き先・時間・予算の目安を先に並べます。

したいこと 行き先 時間の目安 予算の目安(1人)
路上で安く飲む ブイビエン通り(1区) 夜〜深夜。土・日の19時〜翌2時は歩行者天国 ビール1杯20,000〜50,000ドン(約120〜300円)
日本語で飲む・歌う 日本人街(レタントン通り・タイヴァンルン通り周辺)のガールズバー・カラオケ 19〜20時ごろ開店。閉店は深夜1時の店が多い バーは初回1時間600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)、カラオケは1回1,000,000〜2,300,000ドン(約6,000〜13,800円)
夜景を見ながら飲む 1区のホテルや高層ビルのルーフトップバー 15〜17時台に開く店が多い。日の入りは17時半〜18時20分ごろ カクテル1杯280,000〜350,000ドン(約1,680〜2,100円)+税・サービス料
踊る ブイビエン通り一帯と1区中心部のクラブ 20〜22時ごろ開く。盛り上がるのは23時〜2時ごろ ブイビエン一帯でお酒1杯100,000〜300,000ドン(約600〜1,800円)。テーブル席は5,400,000ドン(約32,400円)から
お酒なしで夜の街を歩く グエンフエ通り 土・日の19〜23時は車とバイクが入らない 無料
高い所から夜景を見る サイゴンスカイデッキ(ビテクスコ49階)、ランドマーク81の展望台 スカイデッキは21:30まで(入場は20:45まで) スカイデッキは大人240,000ドン(約1,440円)、ランドマーク81は平日約300,000ドン(約1,800円)
夜の屋台で食べる ヴィンカイン通り(4区) 混むのは19時以降。翌2〜3時まで開く店が多い 1皿100,000ドン(約600円)前後、1人200,000ドン(約1,200円)ほど
川から夜景を見る サイゴン水上バス(バクダン埠頭) 夜も便がある。曜日で便数と時刻が違う 1回15,000ドン(約90円)
ショーを見る オペラハウス、ゴールデンドラゴン水上人形劇場 オペラハウスは18時ごろ、水上人形劇は18:30開演 オペラハウスは舞台全体が見える席で約890,000ドン(約5,340円)から、水上人形劇は300,000〜350,000ドン(約1,800〜2,100円)
カジノで遊ぶ 1区のホテルの中のカジノ 24時間の店が多い 入場無料。パスポートの原本が要る
マッサージで締める 日本人街・1区のマッサージ店 23時前後に閉まる店が多い 60分のボディ420,000〜550,000ドン(約2,500〜3,300円)

持っていく現金は、行き先の目安を足して決めます。たとえば、ブイビエン通りで2〜3杯飲んでから日本人街のバーに1時間いるなら、多めに見て1,250,000ドン(約7,500円)ほどです。

初めての人が戸惑いやすいのは、日本人街のバーやカラオケの料金の仕組みです。まずはそこから説明します。

日本人街(レタントン通り周辺)のガールズバー・カラオケ

タイヴァンルン通り8Aの路地の入口。赤提灯が下がる夜の門

日本語で飲んだり歌ったりできるバーやカラオケが集まっているのは、1区のレタントン通りとタイヴァンルン通りのあたりです。日本料理店や居酒屋と同じ路地に、こうした店が混ざって並んでいます。

場所と雰囲気|店が開くのは19〜20時ごろ

店が多いのは、レタントン通りの8〜26番地あたりと、そこから入る3本の路地です。タイヴァンルン通り8Aの路地、レタントン通り15Aの路地、15Bの路地の3本で、すぐ脇のティサック通りやゴーヴァンナム通りにも店があります。

店が出している案内(58軒)で営業時間を見ると、開店は19時・19時半・20時の店がほとんどです。閉店は深夜1時がいちばん多く、2時や3時までの店もあります。

2026年6月の平日、19時前にタイヴァンルン通り8Aの路地を歩いたときは、提灯は灯っていましたが、歩いている人はまばらでした。通りや路地には、店の前から声をかけてくる客引きもいます。スタッフの多くは簡単な日本語が話せ、英語が通じる店もあります。

ホーチミンの日本人街の夜。赤提灯と日本語の看板が並ぶ細い路地

日本人街の通りの歩き方や、日本料理の店はこちらで紹介しています。

ガールズバーとカラオケの違い|1階はカウンター、2階から上は個室

日本人街の店の多くは、3〜5階建ての細長い建物を使っていて、1階がカウンターのバー、2階から上がカラオケの個室という造りです。現地では、こうした店をまとめて「カラオケ」と呼ぶことも多く、路地の看板にも「GIRL BAR」「KTV」「カラオケ」の文字が出ています。

ただ、看板の文字だけでは中身は分かりません。「カウンターで飲むか」「個室に入るか」で考えると選びやすくなります。

  • カウンター(ガールズバー寄り):女性スタッフがカウンター越しに会話の相手をします。1人で1〜2杯だけ飲む使い方や、2軒目に寄る使い方に向いています
  • 個室(カラオケ寄り):入ると、スタッフが並び、その中から一緒に過ごす相手を選ぶのが一般的です。飲み放題・歌い放題・指名がセットになった120分の料金が中心で、グループや接待に向いています

料金相場とシステム|初回1時間のバーで600,000〜1,100,000ドン

初回にバーで1時間飲むと、1人600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)が目安です。戸惑いやすいのは、1杯の値段よりも、いくつもの料金が足し算になって会計になる仕組みです。日本人街の約45軒の料金表から出した初回の目安は、次のとおりです。

初回の料金相場(1人あたり・税とサービス料込みの目安)

  • バー(カウンター)1時間:600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)。席料、自分の飲み物(または60分の飲み放題)、スタッフのドリンク、税・サービス料を合わせた目安で、席料がかかるか、スタッフのドリンクを何杯頼むかで変わる
  • カラオケ(個室)1回:1,000,000〜2,300,000ドン(約6,000〜13,800円)。120分のセットが中心
  • ボトルを入れる、延長する、指名するときは別。カードで払うと3〜5%が上乗せ

何にいくらかかるのかは、次の表のとおりです。

項目 相場(1人) メモ
席料(カウンター) 100,000〜260,000ドン(約600〜1,560円) 時間無制限の店が多い
60分の飲み放題(カウンター) 300,000〜600,000ドン(約1,800〜3,600円) 席料の代わりに選べる店がある
自分の飲み物(グラス1杯) 150,000〜200,000ドン(約900〜1,200円)の店が多い 飲み放題なら別にかからない
スタッフのドリンク(1杯) 150,000〜200,000ドン(約900〜1,200円)の店が多い 一緒に飲むスタッフの分
指名料 150,000〜625,000ドン(約900〜3,750円) 真ん中は300,000ドン(約1,800円)。無料の店もある
同伴(店の前に一緒に食事) 150,000〜600,000ドン(約900〜3,600円) 21時や21時半までに入店などの条件つきが多い
カラオケの個室・120分(飲み放題と指名つき) 900,000〜1,875,000ドン(約5,400〜11,250円) スタッフのドリンクは別
カラオケの個室・120分(スタッフの飲み放題も込み) 1,300,000〜2,200,000ドン(約7,800〜13,200円) 2,000,000ドン前後の店がいちばん多い
税 10% ほとんどの店で別にかかる
サービス料 5〜10% 取る店と取らない店がある
カード手数料 3〜5% 5%の店が多い
深夜料金 多くの店はなし ある店は24時・1時以降などに60分100,000〜200,000ドン
チップ 料金表に書いている店がある スタッフ1人につき500,000ドン(約3,000円)など

ふつうのバーと違うのは、一緒に飲むスタッフのドリンクも客が払うことです。1杯150,000〜200,000ドン(約900〜1,200円)の店が多く、1時間に何杯頼むかで会計が変わります。頼まれたら、1杯いくらかを聞いてから決めてください。

カラオケの個室は120分のセットが基本で、延長は同じ料金でもう120分という店があります。個室に入ると、カウンターより高い部屋の料金(ルームチャージ)になるので、上の階に案内されたら、そこでの料金を先に聞きます。

チップを料金表に書いている店もあり、「個室やソファ席の場合500,000ドン(約3,000円)」「スタッフ1人につき500,000ドン」という店が合わせて3軒、「1,000,000ドン(約6,000円)」の店が1軒ありました。チップの有無は店によって違うので、入るときに聞いておくと会計で慌てません。

支払いは現金かカードです。現金はドンのほか、米ドルや日本円が使える店もあります。値段をドルで書いている店では、会計のときに1ドルを何ドンで計算するかを先に聞いておきます。

入る前と会計で確かめること

料金を説明してくれる店かどうかを、入る前に見ておくと大きな失敗は避けられます。メニューを見せて料金を説明してくれる店を選び、説明がない店や、強引に誘ってくる店には入りません。

入る前と会計で確かめたいこと

  • 1時間(個室は120分)でいくらか。税10%とサービス料は別か
  • スタッフのドリンク1杯の値段
  • 個室に入ると料金がいくらになるか
  • チップが料金表に入っているか
  • カードの手数料(3〜5%)と、ドル表記の店は何ドンで計算するか
  • 会計では、伝票の時間とスタッフのドリンクの杯数を見る

頼んでいないドリンクが伝票に入っていたり、聞いていた料金と違ったりしたら、払う前にその場で聞き直してください。

ブイビエン通り|路上のビールは1杯20,000ドンから

夜のブイビエン通りの入口。「BUI VIEN WALKING STREET」の門とネオンが光る

ブイビエン通りは、1区のファングーラオ地区にある通りで、路上の店ならビール1杯20,000ドン(約120円)から飲めます。デタム通り・ドークアンダウ通り・ファングーラオ通りと合わせて「西洋人街(フォータイ)」と呼ばれ、ベンタイン市場から東の入口まで歩いて10分ほどです。

歩行者天国の時間と雰囲気

歩行者天国になるのは、土曜と日曜の19時から翌2時までです。2026年6月に見た入口の標識にも、土曜と日曜と書かれていました。ほかの曜日の夜も店は開いていて、2026年6月の水曜、20時すぎに歩いたときは、通りは人でいっぱいで、その間をバイクが走っていました。

通りの両側には、プラスチックの椅子を路上に並べた店や、店先の台でダンサーが踊るバー、大音量で音楽を流すクラブのような店が続きます。にぎわうのは21時ごろから深夜にかけてで、金曜と土曜は特に混みます。

観光客でにぎわう夜のブイビエン通り。人の間をバイクも走る

20時すぎに、店先でダンサーが踊る店の路上の席で飲んだときは、身の危険を感じる場面はありませんでした。ただ、どの店の前にも客引きが立っていて、全部を避けると入れる店がなくなるほどです。客引きを避けるより、座る前に値段を確かめるほうが現実的です。

値段の目安

  • 路上の店のビール:1杯20,000〜50,000ドン(約120〜300円)
  • バーのお酒:1杯100,000〜300,000ドン(約600〜1,800円)
  • 海鮮の串焼き:30,000〜80,000ドン(約180〜480円)
  • 締めのバインミーの屋台:30,000〜40,000ドン(約180〜240円)。2026年6月に屋台の板に書かれていた値段

夜のブイビエン通りの歩道で営業するバインミーの屋台

ブイビエン通りで気をつけること

ブイビエン通りで気をつけたいこと

  • 座る前にメニューで値段を確かめる。クレジットカードは店員に渡さず、現金は少なめに持つ
  • 笑気ガスの風船は2025年から違法。2025年7〜8月には、風船を出していたこの通りの店が摘発された(伝票に「BL」と書いていた店もあった)
  • 薬物を勧める声かけには応じない
  • 店員やほかの客と言い争わない。2025年5月には、この通りのバーで口論から店員3人が外国人客を殴る事件があった
  • 雨季の夕方の大雨で通りが冠水することがある(2025年11月、2026年9月)

人が多い場所なので、スマホと財布は体の前で持ちます。

ルーフトップバー|カクテル1杯280,000〜350,000ドンが目安

川沿いのルーフトップの席から、ライトアップされたランドマーク81を眺める

1区の中心部のルーフトップバーは、カクテル1杯280,000〜350,000ドン(約1,680〜2,100円)が目安です。ホテルや高層ビルの屋上にあり、夕方から開く店が多いです。

どこにある?眺めで選ぶ

ルーフトップバーが多いのは、1区のドンコイ通り・グエンフエ通りの周りとレライ通りです。10階くらいまでの屋上で街の明かりを近くに見る店と、20階より上から見下ろす店とでは眺めがかなり違うので、高さと雰囲気で選ぶと決めやすくなります。

  • 高さで選ぶ:20階より上の高層ビルの店。街を見下ろせる。夜はDJが入ってクラブのようになる店もある
  • 雰囲気で選ぶ:オペラハウスやサイゴン川の近くの老舗ホテルの屋上。街の明かりが近い。生演奏が入る店もある
  • 落ち着いて飲む:ホテルのプールの脇の席。夕方から飲める(プールに入れるのは宿泊客だけ)
  • 安く飲む:ブイビエン通りに面したホテルの屋上。カクテル1杯129,000〜159,000ドン(約770〜950円)ほどの店もある

1杯の値段とハッピーアワー

1杯の値段は、カクテルが280,000〜350,000ドン(約1,680〜2,100円)、ビールが150,000〜250,000ドン(約900〜1,500円)が中心です。

メニューの値段には税とサービス料が入っていない店が多く、会計では13〜15%ほど足されます。350,000ドンのカクテルなら、払うのは400,000ドン(約2,400円)ほどです。

安く飲むなら夕方です。15〜20時ごろのハッピーアワーに、グラスのお酒が半額になる店や、カクテルが110,000ドン(約660円)から(税とサービス料は別)になる店があります。

服装と夕日の時間

服装はスマートカジュアルの店が多く、タンクトップ、ビーチサンダル、スポーツ用の短パンでは入れない店があります。襟のあるシャツと長ズボンにしておくと安心です。服装の決まりを設けていない店もあります。

日の入りは1年を通して17時半〜18時20分ごろです。10月は17時40分前後、12月は17時半ごろ、6〜7月は18時すぎになります。窓側の席で夕日から夜景まで見たいなら、日の入りの30分ほど前に入ります。

夕暮れのルーフトップで飲むビール。奥にランドマーク81

6月に川沿いの屋上で18時ごろに飲み始めたときは、空はまだ夕焼けで、19時には川の向こうのランドマーク81が紫に光っていました。

カクテル1杯だけの客は予約なしで来てほしいと案内している店もありますが、週末や窓側の席を狙うなら予約しておくと安心です。予約の前金を個人の銀行口座に振り込ませる偽のページに、注意を呼びかけている店もあります。振り込みを求められたら応じないでください。

飲まずに夜景を見るなら展望台

ランドマーク81の展望台から見たホーチミンの夜景

お酒を飲まずに高い所から夜景を見るなら、展望台が向いています。

  • サイゴンスカイデッキ(ビテクスコ・フィナンシャルタワー49階):9:30〜21:30。最後の入場は20:45。大人240,000ドン(約1,440円)、4〜12歳と65歳以上は160,000ドン(約960円)。1区の中心から歩いて行ける
  • ランドマーク81の展望台(79〜81階):夜は21:30ごろまで。大人は平日約300,000ドン(約1,800円)、土日祝は約500,000ドン(約3,000円)。券売所は地下1階のショッピングモールの中で、支払いはカードか振込だけ(現金は使えない)

ランドマーク81へは、メトロ1号線のタンカン駅から歩いて約10分です。1区からGrabで行く場合、16時半〜18時半は道が混みます。

ナイトクラブ|盛り上がるのは23時から2時ごろ

ホーチミンのナイトクラブ(クラブ)は20〜22時ごろに開き、盛り上がるのは23時から2時ごろです。イベントによって営業日や時間が変わる店が多いので、行く日の予定は店のSNSで確かめます。

店が多いのは、ブイビエン通り一帯(ファングーラオ通りの路地、ドークアンダウ通り)と、1区中心部のティサック通り・リータチョン通りの川寄りやハムギー通りのあたりです。旧3区のナムキーコイギア通りにも大きな店があります。

  • 時間:法律では、クラブなどのダンスホールは2時から朝8時までは営業できない
  • 値段:ブイビエン一帯のバーやクラブでお酒1杯100,000〜300,000ドン(約600〜1,800円)。テーブル席(ソファ席)は最低料金が5,400,000ドン(約32,400円)からで、10,000,000ドン(約6万円)を超える店もある。グループで割る使い方。1人や2人ならテーブルは取らず、バーカウンターで1杯ずつ頼む
  • 服装:男性のタンクトップ、短パン、ビーチサンダルは避ける。スマートカジュアルを求める店もある
  • 身分証:入口で身分証を求められることがある。18歳未満は入れないので、パスポートを持って行く
  • 音楽:テクノやハウスの店、EDMやヒップホップの店、ベトナムのハウス(ビナハウス)で地元のグループが盛り上がる大きな店など、店によって違う

深夜のクラブには、警察の一斉の立ち入り検査が入ることがあります。2026年2月には1区のバーで、500人以上の客と店員のうち17人が薬物の陽性になり、5月の検査では外国人客の陽性も出ています。勧められた薬物や風船、知らない人からの飲み物は受け取らないでください。混んだフロアではスリにも気をつけ、帰りはアプリで呼んだGrabに乗ります。

お酒を飲まない夜の過ごし方

お酒を飲まなくても、ホーチミンの夜は過ごし方がたくさんあります。歩く・食べる・見るに加えて、締めのマッサージやカジノも紹介します。

グエンフエ通り|土・日の19〜23時は車が入らない

雨上がりの夜のグエンフエ通り。奥にライトアップされた市人民委員会庁舎

グエンフエ通りは、市人民委員会庁舎からサイゴン川の方へまっすぐ延びる約670mの通りで、真ん中が広い歩行者用の広場になっています。土曜と日曜の19〜23時は、両側の車道にも車とバイクが入れません。

6月の平日の夜、雨上がりの時間でも、ライトアップされた庁舎の前を観光客が歩いていました。オペラハウスまでは歩いて数分です。年越しのカウントダウンのような大きな行事の日は、通りがふさがれたり、とても混んだりします。人が多い場所なので、スリに気をつけてください。

ベンタイン市場|夜は市場の中で夕食

ライトアップされた夜のベンタイン市場の正面と時計塔

夜のベンタイン市場は、建物の中の店と食堂街が開いています。6月の平日、19時半ごろに行ったときは、中の通路に人が多く、食堂街は食事をする人でにぎわっていました。食堂街は20時ごろまでなので、19時台に着くのが確実です。

以前は市場の外の通りに海鮮の屋台が並ぶナイトマーケットがありましたが、2021年3月から休止しています。

2025年7月には、市場の中の店が麺4杯などで1,000,000ドン(約6,000円)を請求し、3日間の営業停止になりました。注文の前に値段を確かめてください。門ごとの売り場や食堂街のメニューは、こちらで紹介しています。

ヴィンカイン通り|4区の貝と海鮮の屋台通り

4区のヴィンカイン通りは、約1kmにわたって貝や海鮮の店が並ぶ「食の通り」です。

  • 時間:多くの店は14〜15時に開き、翌2〜3時まで。混むのは19時以降で、特に週末
  • 値段:ふつうの料理は1皿100,000ドン(約600円)前後で、1人200,000ドン(約1,200円)ほど。カニの爪は200,000〜500,000ドン(約1,200〜3,000円)、ロブスターは1尾700,000〜1,000,000ドン(約4,200〜6,000円)
  • 行き方:1区からGrabで約10分。現金を持って行く

高い海鮮は、頼む前に値段を聞きます。行き帰りはGrabを使い、人通りのある通りの中で過ごしてください。

サイゴン川|水上バスとディナークルーズ

夜のサイゴン川と、光る道路が曲がりながら続くホーチミンの街

川から夜景を見るなら、市の水上バス(サイゴン・ウォーターバス)が安く乗れます。1区のバクダン埠頭から、夜も便があります。

  • 夜の便:曜日で便数と時刻が違います。乗る日の時刻と帰りの最終便は、サイゴン・ウォーターバスの公式サイトの時刻表で確かめてください
  • 所要時間:バクダンからタオディエンまで20〜30分ほど
  • 運賃:1回15,000ドン(約90円)

6月の夕方にトゥーティエムから乗ったときは、降りるまでの約1時間、川の上から夕暮れのランドマーク81が見えました。

ディナークルーズは、4区の埠頭から19時ごろに出る船などがあり、船会社によって時間も料金も違います。申し込む前に、出航の時間と乗り場を確かめてください。

夜のショー|オペラハウスの公演と水上人形劇

ライトアップされた夜のオペラハウスと、前を走るバイク

夕食の前に1時間ほどで見られるショーが2つあります。

  • オペラハウス(市民劇場)のAOショー:開演はふつう18時で、約1時間、休憩なし。料金は席によって違い、舞台全体が見える席は約890,000ドン(約5,340円)から。日によって同じ会社の別の演目になることがあるので、行く日の演目と席を公式の予約画面で確かめる
  • ゴールデンドラゴン水上人形劇場:労働文化宮殿の中(55B Nguyễn Thị Minh Khai)。毎日18:30から約50分。300,000〜350,000ドン(約1,800〜2,100円)で、窓口は現金だけ。30分前には着いておく

オペラハウスのすぐ下には、メトロ1号線の市民劇場駅があります。

夜のマッサージ|23時前後に閉まる店が多い

黄色く光る「まじめなマッサージ」の看板

夜遊びの締めにマッサージを入れるなら、閉店と最終受付の時間を先に確かめます。1区の店は23時前後に閉まるところが多く、最終受付は閉店の1時間ほど前です。日本人街の通りには、深夜0時ごろまで開くフットマッサージの店もあります。

  • 相場:60分のボディ420,000〜550,000ドン(約2,500〜3,300円)、フット60分は300,000〜450,000ドン(約1,800〜2,700円)前後
  • 日本人街の店先の料金表:2026年6月にタイヴァンルン通りで見た料金表は、ボディ30分280,000ドン(約1,680円)、フット30分200,000ドン(約1,200円)

ブイビエン通り一帯では、2026年1月にスパ・マッサージ店4軒が売春で摘発されました。マッサージは料金表を出している表通りの店を選び、客引きにはついて行かないでください。店ごとの料金と、健全な店の選び方はこちらにまとめています。

カジノ|1区のホテルの中に集まっている

ホーチミン市内のカジノは13か所で、そのうち9か所が1区の中心部にあります。どれもホテルの中にある電子ゲームの店で、24時間営業の店が多いです。

  • 入場:外国人は無料。パスポートの原本を見せる
  • 年齢:18歳以上か21歳以上で、施設によって違う

13か所の営業時間や、1回に賭けられる最低額はベトナムのカジノの記事で比べています。

夜の治安と法律|日本の感覚のままでは危ないこと

1区の中心部の大きな通りは、夜も人通りがあります。ただ、日本では問題にならないことが、ベトナムでは罰金や逮捕につながるものがあります。

法律で禁じられていること

夜に知っておきたい法律

  • 電子たばこ・加熱式たばこは、持ち込みも使用も禁止(2025年から)。使うと3,000,000〜5,000,000ドン(約1万8,000〜3万円)の罰金(2026年5月15日から)。乗り継ぎだけでも持ち込まない
  • 笑気ガスの風船も2025年から違法。バーやクラブで出されても使わない
  • 薬物は少量でも重い罪になり、外国人も同じ。深夜のクラブには警察の一斉検査が入る
  • お酒は18歳から
  • 飲酒運転は、少しでもアルコールが出れば違反。バイクは2,000,000〜10,000,000ドン(約1万2,000〜6万円)の罰金で、自転車も対象

ひったくりと、知らない人の誘い

外務省は、日本人街のまわりで、スマホやバッグを持って歩く人がバイクで後ろからひったくられる例を挙げ、特に夜に外でスマホを使うときに注意するよう呼びかけています。スマホは建物側で出し、バッグは車道と反対側に持ちます。

知り合ったばかりの人に、部屋や別の店へ誘われてもついて行かないでください。初対面の人と飲食したあとに意識を失い、所持金がなくなった例を外務省も挙げています。2026年7月には、ベンタインのあたりで外国人旅行者に声をかけ、部屋に連れて行ってトランプの賭けで現金を巻き上げていたグループが捕まりました(2025年5月から18件)。飲み物は自分で頼み、目を離さないようにします。

帰りはGrabで

深夜の移動は、配車アプリのGrabが安心です。1区の中なら40,000〜60,000ドン(約240〜360円)ほどで、アプリに出たナンバーと車を見比べてから乗ります。流しの無許可のタクシーには乗りません。メトロ1号線は、月〜木曜は22時ごろ、金〜日曜は23時ごろまで動きます。

エリアごとの夜の様子や、トラブルの例はこちらで紹介しています。

夜遊びに便利なホテルのエリア

夜にどこで過ごすかで、泊まる場所の選び方が変わります。

  • 日本人街(レタントン通り)の周りに泊まる:バーやカラオケ、日本料理店まで歩いて行ける。日本語が通じて和食の朝ごはんが出るホテルもある
  • ドンコイ通り・グエンフエ通りの周りに泊まる:ルーフトップバー、オペラハウス、川沿いまで歩いて行ける
  • ブイビエン通りの周りに泊まる:通りまですぐ。音楽は深夜まで続くので、静かに眠りたいなら通りから離れた宿を選ぶ

1区の中なら、どこに泊まってもGrabで行き来できます。エリアごとのホテルの選び方はホーチミン旅行の基本ガイドで紹介しています。

よくある質問(FAQ)

ホーチミンの夜遊びはいくらかかりますか?

遊び方で大きく違います。ブイビエン通りの路上の店ならビール1杯20,000〜50,000ドン(約120〜300円)、ルーフトップバーはカクテル1杯280,000〜350,000ドン(約1,680〜2,100円)に税とサービス料が足されます。日本人街のガールズバーは初回1時間600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)、カラオケは1回1,000,000〜2,300,000ドン(約6,000〜13,800円)が目安です。

ホーチミンのガールズバーの予算はどのくらいですか?

初回1時間なら600,000〜1,100,000ドン(約3,600〜6,600円)が目安です。席料100,000〜260,000ドンと自分の飲み物(1杯150,000〜200,000ドンの店が多い)、または60分の飲み放題300,000〜600,000ドンに、スタッフのドリンク(1杯150,000〜200,000ドンの店が多い)と税・サービス料を合わせた額で、席料がかかるか、スタッフのドリンクを何杯頼むかで変わります。カードで払うと3〜5%の手数料がかかるので、現金で払うほうが安く済みます。

ホーチミンで夜遊びするならどこがいいですか?

目的で決まります。日本語で飲んだり歌ったりするなら日本人街(レタントン通り・タイヴァンルン通り周辺)、安くにぎやかに飲むならブイビエン通り、夜景を見ながら飲むなら1区のルーフトップバー、お酒を飲まずに歩くならグエンフエ通りです。地元の人に混ざるディープな夜を味わいたいなら、4区のヴィンカイン通りの貝と海鮮の屋台通りが合います。

一人でも行けますか?

行けます。日本人街のバーはカウンター席なら1人で1〜2杯飲む使い方ができ、ルーフトップバーもカクテル1杯なら予約なしで入れる店があります。ブイビエン通りも1人で歩けますが、深夜に1人で店に入るのは避け、帰りはGrabを使います。

女性でも楽しめますか?

楽しめます。ルーフトップバー、グエンフエ通り、ベンタイン市場、ヴィンカイン通り、オペラハウスの公演、水上人形劇、マッサージは、女性だけでも行きやすい場所です。火曜の夜に女性向けの企画(レディースナイト)をするルーフトップバーもあります。一方、日本人街のバーやカラオケは、女性スタッフが会話の相手をする店が中心です。

何時まで遊べますか?

店によりますが、日本人街の店の表示は深夜1時閉店がいちばん多く、2〜3時までの店もあります。法律では、カラオケは0時から朝8時まで、クラブなどのダンスホールは2時から朝8時までは営業できません。ルーフトップバーは0時〜2時ごろに閉まる店が多く、メトロは月〜木曜は22時ごろ、金〜日曜は23時ごろまで動きます。

服装はどうすればいいですか?

服装の決まりがあるのは、主にルーフトップバーとクラブです。スマートカジュアルの店が多く、タンクトップ、ビーチサンダル、スポーツ用の短パンでは入れないことがあります。夜にルーフトップやクラブへ行く日は、襟のあるシャツと長ズボンにしておくと安心です。

ホーチミンの夜の治安はどうですか?

1区の中心部の大きな通りは夜も人通りがあり、必要以上に怖がることはありません。気をつけたいのは、夜にスマホを出したときのバイクのひったくり、ブイビエン通りの会計、薬物や笑気ガスの勧め、知り合ったばかりの人の誘いです。深夜の移動はGrabを使います。

日本人街のバーやカラオケは風俗店ですか?

基本的には、お酒や会話、カラオケを楽しむ接客の店です。日本でいうガールズバーやキャバクラ、スナックに近い店が中心で、一般的な風俗店とは性格が異なります。なお、ベトナムでは売買春は法律で禁じられていて、買う側も罰金の対象です。

ホーチミンの夜は、夕方にルーフトップで夕日を見て、グエンフエ通りを歩き、ブイビエン通りや日本人街へ移るという回り方もできます。日本人街の店に入るときは、席に着く前に「1時間でいくらか」をひと言聞いてから楽しんでください。

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ライター

日本での生活経験あり。リンランを生活圏に、文化背景の翻訳と取材サポートを担当。

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