ダナンのドラゴンブリッジ|ファイヤーショーは金・土・日21時、どこから見る?【2026年】

2026.09.01
旅・ガイド

ダナンのドラゴンブリッジ(Cầu Rồng)で龍が火を噴くのは、金曜・土曜・日曜の夜21時である。週末にダナンにいるなら、この3日のどれかに当たるかどうかがすべてだ。ここでは開催日と時刻、やらない日、そして当日どこに立てばいいかを書く。

ダナンのドラゴンブリッジが火を噴く瞬間と、川岸から見上げる観客

いつやるか|金・土・日の夜21時

ドラゴンブリッジのファイヤーショーは、週に3日ある。金曜・土曜・日曜の夜21時ちょうどに始まり、まず火を噴き、そのあと水を噴く。見物は無料で、チケットも予約も要らない。

項目 内容
曜日 金曜・土曜・日曜(+大きな祝日)
開始時刻 21時00分
順番 火が先、水があと
所要 5〜6分ほど
料金 無料
いちばん多い勘違いが「土日だけ」である。金曜の夜も対象なので、金曜にダナンに着く行程なら、その日の夜をあけておくとよい。

火が18回、そのあと水が3回

始まりは火からだ。ダナン市が決めている段取りでは、火は2セット、1セットにつき9回、合わせて18回で4分。そのあとに水が3回、合わせて90秒入る。通しで5〜6分ほどの催しで、長くはない。

2026年5月29日(金)に橋のたもとで見たときは、21時00分に最初の炎が上がった。オレンジ色の塊が龍の口から川の上へ一直線に伸び、そのたびに周囲から声が上がる。

ドラゴンブリッジの龍が炎を噴き、橋の歩道と川岸に観客が集まっている

火がひととおり終わると、今度は水に切り替わる。同じ日の記録では21時04分に最初の水が出て、21時06分を過ぎてもまだ噴き続けていた。水といっても水滴が飛ぶのではなく、白い霧の帯が数十メートル先まで押し出される。

ドラゴンブリッジの龍の口から白い水しぶきが川の上へ噴き出している

祝日にも実施される

金・土・日という決まりには例外がある。ダナン市の案内では、週末に加えて大きな祝日にも21時から実施することになっている。実際、2026年は次のようになった。

  • 建国記念日(9月2日)=8月28日(金)から9月2日(水)まで、6夜連続で21時に実施
  • テト(旧正月)=2月13日から2月22日まで、10夜連続。大晦日の夜だけは火がなく、日付が変わる0時ちょうどに水を噴いた

つまり、旅行が祝日にかかっているなら、平日でも見られる可能性がある。祝日の日程は市が決めて事前に発表するので、旅行前にダナン市の観光情報ポータルを見ておくと確実だ。

やらない日はあるのか

金・土・日でも実施されない夜がある。前もって分かるものと、当日にならないと分からないものの2種類がある。

花火大会の期間は日程が変わることがある

毎年初夏に開かれるダナン国際花火大会(DIFF)の期間中、花火が打ち上がる夜にドラゴンブリッジの火と水を休止した年がある。2023年と2024年は、市が休止する夜を日付で指定して決定を出した。橋の上と周辺に人が集中して混み合うのを避けるためで、ハン川橋(Cầu Sông Hàn)の橋桁が回る演出も同じ夜は止まっている。

扱いは年によって変わる。2026年の花火大会は5月30日から7月11日まで開かれた。この時期にダナンへ行くなら、その年の発表を確認しておきたい。

過去には、花火が上がる夜にドラゴンブリッジのショーを休止した年がある。花火大会の期間にダナンへ行くなら、その年の公式の日程を確認したうえで、龍のショーを見る夜を決めておきたい。

荒天のとき

日程そのものは、通常の金・土・日も祝日の連日開催も、ダナン市が決めて事前に発表している。当日になって変わる可能性があるのは、天候を含めた安全の状況だ。

市の決めごとでは、火と水を出すのは危険な範囲に人がいないことを確認できたときだけとされていて、橋への車と人の進入を止める段取りとセットで運用されている。雨が降ったら必ず中止という基準は公表されていないが、安全が確保できない夜は変わりうる、ということになる。雨季(おおむね9月から12月)にダナンを訪れるときは、見られない夜もあると考えておいた方がいい。

どこから見るか

ドラゴンブリッジのショーは、立つ場所によって見え方も、濡れるかどうかも、かかるお金もまったく違う。龍の頭は東岸(チャンフンダオ通り側)の端にあり、火も水もそこから川の上に向かって出る。

橋の歩道に並ぶ観客の頭上を越えて広がるドラゴンブリッジの水しぶき

橋の上|いちばん近いが、濡れる

橋の歩道は誰でも無料で入れて、龍の真横に立てる。火の熱が届く距離で、いちばん迫力がある場所だ。

ただし水の段階になると、噴き出した霧が橋の上まで流れてきて、歩道にいる人はまとめて濡れる。カメラやスマートフォンを構えたままだと水がかかるので、ポケットに戻すか、防水のケースに入れておきたい。歩道は開始前にびっしり埋まるので、良い位置で見たいなら20時30分ごろには橋に上がっておく。

東岸の川沿い|座って見られる

意外と知られていないのが、橋の東のたもと、川沿いの屋台のエリアである。ソンチャーナイトマーケット(Chợ Đêm Sơn Trà)の飲食エリアがそのまま川沿いに広がっていて、プラスチックの椅子とテーブルが並ぶ。揚げ物や海鮮を出す屋台で何か頼めば、座ったままショーを見られる。上を向けば龍の頭と炎が視界に入り、橋の上より水を受けにくい。

橋の上の人混みに立ちっぱなしで待つのがきつい人、小さな子どもや年配の家族を連れている人には、ここがいちばんラクだ。席は先着なので、20時台に入って何か注文して待つのがいい。ナイトマーケットは夕方17時半ごろから深夜近くまで開いている。

同じ並びで、屋台より落ち着いて座れる店

屋台の椅子は低くて背もたれがない。もう少し落ち着いて座りたいなら、同じチャンフンダオ通り沿いに川を向いた店がある。

  • Ngói Coffee(495 Trần Hưng Đạo)=カロ プレミアム ホテルの2階。川に張り出したテラス席から橋が正面に見える。7時から22時まで
  • Highlands Coffee(517 Trần Hưng Đạo)=橋のたもとの川沿い。席数が多く、ベトナム全土にあるチェーンなので注文しやすい。7時から23時まで
  • Mộc Garden Coffee(チャンフンダオ通り沿い・橋の南すぐ)=木とパラソルの下の屋外席。値段が安く、バイクを停めやすい。6時から22時まで
この3軒はどれも22時か23時に閉まる。ショーは21時6分ごろには終わるので、店で見るなら「終わったら出る」つもりで入る。席は21時前に埋まるので、19時台か20時台に入って食事や飲み物を頼んでおきたい。

恋人橋と鯉の像|歩いて数分、無料

ドラゴンブリッジの北隣、東岸に「恋人橋(Cầu Tình Yêu)」と呼ばれるハート型の照明が並ぶ桟橋があり、その根元に鯉が龍に変わる姿をかたどった像(Cá Chép Hóa Rồng)が立っている。どちらも無料で、川に張り出しているぶん橋の全景が入る。

写真を撮るならここが撮りやすいが、金曜と週末の夜は同じことを考える人が多く、21時前はかなり混む。像の周りには小さなカフェもある。

ルーフトップの店|座れて、濡れない

東岸には橋を見下ろせる高い階の店がいくつかある。人混みに入らずに座って見たいなら選択肢になる。

Icon Rooftop Restaurant & Barは東岸の川沿いにあり、17時から24時まで営業している。橋と川の全景が見える位置で、食事をしながらショーの時間を待てる。

Dragon Ball Rooftop Barは龍の頭に近く、正面から見下ろせる。席の間隔が狭く、21時が近づくと身動きが取りづらくなるので、早めに入っておきたい。

ハン川のクルーズ|船の上から見る

西岸のバクダン通りにあるハン川ヨットハーバー(36 Bạch Đằng・ノボテルの向かい)から、夜の遊覧船が出ている。金・土・日の便は、ショーの時間に合わせて動く。

時刻 内容
19:00〜20:00 受付・乗船
20:30 出航。ハン川橋やチャンティリー橋、恋人橋を回る
21:00 ドラゴンブリッジの近くで停船し、船の上から火と水を見る
21:30 桟橋に戻って終了

代表的なのがPoseidon Cruiseで、食事なしの見学券は金・土・日と祝日が大人45万ドン(およそ2,700円)、3歳から10歳未満の子どもが20万ドン(およそ1,200円)。ショーのない月曜から木曜は大人35万ドン(およそ2,100円)に下がる。食事つきの席はこれより高い。

見学券は席数が限られていて、約65%が埋まると食事つきの席しか売られなくなることがある。火のショーがある金・土・日の便は満席になりやすく、全額前払いが条件になっている。乗るつもりなら早めに押さえておきたい。
遊覧船なら必ずショーが見られるわけではない。船や便によっては21時にドラゴンブリッジの前まで行かないものもある。申し込むときに「21時に橋の前で停まるか」を必ず確かめること。

5つの見方をくらべる

場所 濡れるか 何分前に行くか お金
橋の上 濡れる 30分前 無料
東岸の川沿いの屋台 受けにくい 40〜60分前 飲み物・軽食代
恋人橋・鯉の像 受けにくい 30分前 無料
ルーフトップの店 濡れない 1〜2時間前 飲食代
Poseidon Cruise 濡れない 19時受付 35万〜45万ドン

写真は火と水で撮り方が違う

火は一瞬で消える。1回の炎が数秒しか続かず、それが18回に分かれて出るので、構えてから押していると間に合わない。連写にしておいて、龍の口が明るくなった瞬間から押しっぱなしにするのが確実だ。

水は逆に長く続く。落ち着いて構図を決められるので、龍の頭だけでなく、橋の歩道に並ぶ人や水しぶきの広がりまで入れると場面が伝わる。ただし橋の上にいるとレンズに水滴がつくので、拭くものを1枚持っておきたい。

何分前に行けばいいか、帰りはどうするか

ショーの間は、橋への車と人の進入が止められる。ダナン市は、止める時間と方法を事前に知らせ、現地でもスピーカーで案内することにしている。つまり21時前後に車で橋を渡ることはできないと考えておく。

もうひとつ、橋のたもとは乗降そのものが規制されている。市は観光バスに対して、橋の東西のたもと周辺(ヴォーヴァンキエット通りの一部、橋の側道、チャンフンダオ通りの一部)で客を乗せ降ろししないよう求めたうえで、時間の目安も示している。

市がバス会社に示している目安は、観客を降ろすのは20時40分より前、迎えに来るのは21時30分以降。個人で行く場合もこの時間感覚がそのまま使える。20時40分までに着いて、帰りは21時30分を過ぎてから車を呼ぶ。

バイクや車で来る場合は、チャンフンダオ通りやバクダン通り沿いの駐輪・駐車場に預けて、歩いて橋に向かう。ぎりぎりに来ると橋のたもとで降ろしてもらえず、預ける場所を探しているうちに始まってしまう。

終わった直後は、橋の上の人と川岸の人が同時に動き出す。配車アプリで車を呼ぶなら、橋の真横で待つより、少し歩いて人の流れから抜けてからのほうが乗りやすい。混雑した場所では貴重品を体の前に持つ。ダナンで気をつけたいことはこちらの記事にまとめている。

ショーがない日のドラゴンブリッジ

通常の月曜から木曜にはショーがない(祝日などの特別日程は例外)。ただし橋そのものは毎晩ライトアップされていて、行く価値はある。

ライトアップされたドラゴンブリッジの龍の頭を歩道から見上げたところ

橋には2,500個を超えるLEDが仕込まれていて、龍の胴体と頭の色が時間とともに変わっていく。上の写真は水曜の18時50分ごろ、橋の歩道から撮ったものだ。人はまばらで、龍の頭のすぐ横まで歩いて近づける。金曜から日曜の夜には人垣で近寄れない場所なので、静かに見たいならむしろ平日のほうがいい。

橋は全長666.5メートル、重さ約9,000トン、6車線。両側に歩道があり、歩いて渡れる。2009年7月に着工して、2013年3月29日に開通した。

行き方

夜のドラゴンブリッジの全景。龍の胴体がアーチ状に光り、車道を車が走っている

ドラゴンブリッジはダナンの中心部にあり、街のどこからでも近い。空港と海岸を一直線につなぐ位置に架かっている。

  • ダナン国際空港から=約3km。車で10分ほど
  • ミーケビーチから=約2〜3km。車で10分ほど。ビーチ沿いのホテルに泊まっていれば歩いても行ける距離だ
  • ハン市場から=約1.5km。歩いて15分、車なら5分

橋のどちら側に降ろしてもらうかで動きが変わる。ショーを見るなら、龍の頭がある東岸(チャンフンダオ通り側)を目指すとよい。ただし上に書いたとおり、たもとの周辺は乗降が規制されているので、少し手前で降りて歩くことになる。西岸のバクダン通り側は、遊歩道を歩きながら橋の全景を眺めるのに向いている。

ショーの後に行けるところ

21時6分ごろに終わって、そのまま帰るのはもったいない。橋の東のたもとにはソンチャーナイトマーケットがあり、深夜近くまで開いている。屋台の食べ物と土産物が並び、ショーを見た人がそのまま流れ込むので、終わった直後がいちばん賑わう。

ハン市場やコン市場は夜には閉まっているので、買い物は翌日の昼間にまわす。それぞれハン市場コン市場の記事で書いている。ダナンでの日程の組み方はこちらにまとめた。

ドラゴンブリッジのよくある質問

ドラゴンブリッジが火を吹くのは何曜日?

金曜・土曜・日曜の週3日で、開始は21時。加えて、大きな祝日にも実施される。

金曜日もファイヤーショーはある?

ある。「土日だけ」と思われがちだが、金曜も同じ21時に始まる。

火と水はどちらが先?

火が先で、そのあとに水を噴く。火が2セットで合わせて18回、続いて水が3回入る。

何時に終わる?

21時に始まって5〜6分ほどで終わる。火が4分、水が90秒という決まりになっている。

橋の上で見ると濡れる?

濡れる。水は橋の上まで流れてくるので、龍の頭に近いほどかかる。濡れたくないなら、東岸の川沿いや恋人橋のあたりまで下がる。

雨でもやる?

雨なら中止という基準は公表されていない。ただし実施の条件は安全が確保できることなので、荒天の夜は変わる可能性がある。

お金はかかる?

かからない。橋の上も川沿いの遊歩道も無料で、チケットも予約も要らない。お金がかかるのは、座って見るためにカフェやルーフトップの店に入る場合と、遊覧船に乗る場合だけだ。

子ども連れでも見られる?

見られる。ただし橋の上は人が密集して水もかかるので、東岸の川沿いの屋台か、恋人橋のあたりが向いている。座れて、水を受けにくく、途中で抜けやすい。

ショーがない日でもドラゴンブリッジは見られる?

見られる。火と水は通常は金・土・日で、祝日などには特別日程が組まれることがある。ライトアップは毎晩あり、歩道を歩いて渡れる。

まとめ

ドラゴンブリッジのショーは、金・土・日の21時。火が18回、そのあと水が3回。通しで5〜6分ほどで終わる。祝日にも実施され、花火大会の期間は日程が変わることがある。

当日は20時30分までに現地に着いておく。橋のたもとでは車を降りられないので、少し手前から歩く。近さを取るなら橋の上、ラクさを取るなら東岸の川沿いに座る。この2つのどちらかを決めておけば、あとは21時を待つだけだ。

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エンジニア

幼少期をアメリカで過ごし、現在は世界を転々としながらコードを書くノマドエンジニア。

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