ハノイのグルメおすすめ15選|名物料理の店と値段・営業時間【2026年】

ハノイで名物料理を食べに行くと、店ごとに開いている時間が大きく違う。この記事で紹介する店でも、昼の1時半に閉まる店があれば、夜中の0時まで開いている店もある。そこで名物料理15品を、食べられる店の住所・値段・営業時間と一緒に載せた。

ハノイのグルメ15選|値段と営業時間の早見表

料理は、ハノイの名物として名前がよく挙がるもののうち、旧市街とその周りにその料理を看板にした店があるものを選んだ。店は旧市街とその周りから料理ごとに1〜3軒で、ミシュランガイド2026年版に載る店がある料理はその中から、載る店がない料理は、その料理を看板にしていてGoogleマップの評価が4.0以上ある店を選んだ。

料理 店(場所) 値段 営業時間
フォー フォー・ザー・チュエン(バッダン通り)ほか1軒 55,000〜70,000ドン 6:00〜11:00/17:00〜21:30
フォー・ガー(鶏のフォー) フォー・ガー・グエット(フーゾアン通り) 55,000〜120,000ドン 6:30〜24:00
ブンチャー トゥエット・ブンチャー34(ハンタン通り)ほか2軒 50,000〜80,000ドン 8:30〜17:30
ブンボーナムボー ブンボーナムボー・バックフオン(ハンディエウ通り) 60,000〜70,000ドン 7:30〜22:30
ブンリエウ ブンリエウ・コーホアン(ハンルオック通り47番地) 35,000ドン前後から 6:00〜13:30/17:00〜21:00
ブンモック ブンモック・トゥイ(ダオズイトゥ通りの路地) 50,000〜55,000ドン 7:00〜13:30
チャーカー チャーカー・タンロン(ドゥオンタイン通り6B番地) 130,000〜170,000ドン 10:30〜(ラストオーダー21:30)
バインミー バインミー25(ハンカー通り)ほか1軒 35,000〜50,000ドン 7:00〜21:00
バインクオン バインクオン・タインヴァン(ハンガー通り)ほか1軒 45,000〜65,000ドン 7:00〜13:30/17:00〜21:00
フォークオン フォー・クオン・チン・タン(マックディンチー通り) 1皿50,000〜80,000ドン 10:00〜14:30/16:30〜21:00
ソイ(おこわ) ソイ・イエン(グエンフーフアン通り) 1皿70,000ドン前後 6:00〜24:00
チェー ソイ・チェー・バー・ティン(バッダン通り)ほか1軒 25,000〜30,000ドン 8:15〜23:00
カラメン(プリン) チェー・ソアイ・ミンシー(グエンチュオントー通り) 10,000ドン前後から 10:00〜23:00
ケムチャンティエン(アイス) ケムチャンティエン(チャンティエン通り) 15,000〜35,000ドン 8:00〜22:00
エッグコーヒー カフェ・ザン(グエンフーフアン通り) 45,000〜60,000ドン 7:00〜22:00

昼に閉まるのはブンモック・トゥイ(13時半)。フォー・ザー・チュエンは朝11時、バインクオン・タインヴァンとブンリエウ・コーホアンは13時半に一度閉めて、夕方17時に開け直す。トゥエット・ブンチャー34は夕方17時半に閉まり、夜は開いていない。
夜遅くに食べるなら、夜中の0時まで開いているソイ・イエンとフォー・ガー・グエット、夜10時半まで開いているブンボーナムボー・バックフオン。

ハノイ名物の麺料理|フォー・ブンチャーなど6品

米の麺を使う料理が6品。ここで紹介する麺の店は、どれも朝9時までに開く。

フォー(Phở)──牛骨スープの米の平麺

牛の骨を煮出した澄んだスープに、米でできた平たい麺を入れる。牛肉はレア(タイ)か、火を通した肉(チン)かを選んで頼む。

ハノイでフォーを食べるなら、まずは次の2軒。どちらもミシュランガイドのビブグルマン(手ごろな値段でおいしい店として選ばれる枠)に、2023年から4年続けて選ばれている。

フォー・ザー・チュエン(Phở Gia Truyền)──バッダン通りの行列店

旧市街のバッダン通り49番地。メニューはタイ(レア)、チン(火を通した肉)、タイナム(レアとバラ肉)の3つだけだ。

列に並び、順番が来たらカウンターで注文して先に払う。できたどんぶりは自分で受け取り、空いている席まで運ぶ。知らない人との相席になることが多い。朝11時に一度閉めて、夕方17時に開け直す。

  • 住所:49 Bát Đàn, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:6:00〜11:00/17:00〜21:30(毎日)
  • 値段:55,000〜70,000ドン(約330〜420円)
  • Googleの評価:4.3(5,631件)
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フォー10 リー・クオック・スー(Phở 10 Lý Quốc Sư)──大教会のそばで夜まで

ハノイ大教会近くのフォー10 リー・クオック・スー(10 Lý Quốc Sư)の店構え。オレンジの看板が目印

ハノイ大教会から歩いて2分。牛肉の部位や火の通し方で10種類から選べる。朝6時から夜9時45分まで(月曜と木曜は夜9時まで)通しで開いていて、休みはない。

「フォー10」「リー・クオック・スー」を名乗る別の店は、市内に多い。行くなら、地図で住所が「10 Lý Quốc Sư」になっているかを確かめてから向かう。

  • 住所:10 Lý Quốc Sư, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:6:00〜21:45(月・木は21:00まで。無休)
  • 値段:70,000ドン(約420円)から
  • Googleの評価:4.1(1万2,124件)
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名前をよく聞くフォーティン・ボーホーの湖畔の店(ディンティエンホアン通り61番地)は、2026年1月に取り壊された。地図の行き先が「61 Đinh Tiên Hoàng」になっていたら、今は営業していない住所だ。

フォーの名店13軒と、経営の違う2軒のフォーティンは、こちらで1杯の値段と営業時間つきで紹介している。

フォー・ガー(Phở gà)──鶏のフォー

鶏のスープで作るフォー。鶏肉は胸、もも、手羽などの部位を選んで頼む。

フォー・ガー・グエット(Phở Gà Nguyệt)──夜中の0時まで開く

フーゾアン通り5B番地。2009年に歩道の屋台から始まった店で、ミシュランガイドのビブグルマンに2023年から4年続けて選ばれている。

胸肉の1杯が55,000ドン(約330円)、ももと背を多く盛ると120,000ドン(約720円)。スープのフォーのほかに、タレと裂いた鶏、ピーナッツで和える汁なしのフォー・ガー・チョン(phở gà trộn)もある。

  • 住所:5B Phủ Doãn, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:6:30〜24:00(毎日)
  • 値段:55,000〜120,000ドン(約330〜720円)
  • Googleの評価:4.4(3,464件)
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ほかの鶏のフォーの店は、ハノイのフォーの名店13軒で紹介している。

ブンチャー(Bún chả)──炭火で焼いた豚肉のつけ麺

炭火で焼いた豚肉とつくねを、甘酸っぱいタレに入れて出す。米の細い麺(ブン)と香草を、そのタレにつけて食べる。ここで紹介する3軒は、どれもミシュランガイド2026年版に載っている。

トゥエット・ブンチャー34(Tuyết Bún Chả 34)──つくねを葉で巻いて焼く

旧市街の北側、ハンタン通り34番地。ミシュランガイド2026年版で、ビブグルマンに選ばれている。

つくねの一部は、ラーソンソン(lá xương sông)という香りのある葉で巻いてから炭火で焼く。タレには青いパパイヤとにんじんの酢漬けが入る。1人前は50,000ドン(約300円)ほど。

店はプラスチックの椅子を歩道に並べた造りで、通りを歩いていると見落としやすい。夕方17時半に閉まり、夜は開いていない。

  • 住所:34 Hàng Than, Ba Đình
  • 営業時間:8:30〜17:30(毎日)
  • 値段:50,000〜80,000ドン(約300〜480円)
  • Googleの評価:4.2(556件)
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ブンチャー・フォンリエン(Bún Chả Hương Liên)──オバマ元大統領が食べた店

オバマ元大統領が訪れたハノイのブンチャー店

2016年に、オバマ元大統領と料理人のアンソニー・ボーディンがブンチャーを食べた店。2人が頼んだブンチャー、海鮮の揚げ春巻き、ビールをひとまとめにした「コンボ・オバマ」がある。

ブンチャーは1人前70,000ドン(約420円)ほど。旧市街からは2kmほど南にあるので、Grab(配車アプリ)で行くと早い。

  • 住所:24 Lê Văn Hưu, Hai Bà Trưng
  • 営業時間:8:00〜20:00(毎日)
  • 値段:60,000〜130,000ドン(約360〜780円)
  • Googleの評価:4.1(1万2,357件)
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ブンチャー・ダックキム(Bún Chả Đắc Kim)──旧市街ハンマン通りの老舗

ハノイ旧市街のブンチャー名店Bún Chả Đắc Kimの店舗外観

旧市街のハンマン通り1番地にある、長く続くブンチャーの店。豚バラ肉と肩の肉を魚醤やにんにくで漬けてから、炭火で焼く。一緒に揚げ春巻き(ネム)を頼む客も多い。

ブンチャーだけなら1人前45,000〜60,000ドン(約270〜360円)で、揚げ春巻きを足すとそのぶん上がる。

  • 住所:1 Hàng Mành, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:9:00〜21:00(毎日)
  • 値段:ブンチャー1人前45,000〜60,000ドン(約270〜360円)
  • Googleの評価:3.9(8,326件)
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ブンチャーの店は、ほかにもこちらで紹介している。

ブンボーナムボー(Bún bò Nam Bộ)──炒めた牛肉をのせる汁なしの麺

温かい米の麺に、炒めた牛肉、香草、もやし、ピーナッツ、揚げたエシャロットをのせ、甘酸っぱいタレをかけて混ぜて食べる。名前は「南部の牛肉の麺」という意味で、スープはない。

ブンボーナムボー・バックフオン(Bún Bò Nam Bộ Bách Phương)──ハンディエウ通りの専門店

旧市街のハンディエウ通り73-75番地。メニューの中心はブンボーナムボーの1品で、発酵させた豚肉のネムチュア(nem chua)など、つまみも頼める。

1杯60,000〜70,000ドン(約360〜420円)ほど。朝7時半から夜10時半まで開いている。

  • 住所:73-75 Hàng Điếu, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:7:30〜22:30(毎日)
  • 値段:60,000〜70,000ドン(約360〜420円)
  • Googleの評価:4.5(7,828件)
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ブンリエウ(Bún riêu)──カニとトマトのスープ麺

つぶした淡水ガニとトマトで作る赤いスープに、米の細い麺を入れる。揚げ豆腐や牛肉、シャコなどの具を選んで足していく。

ブンリエウ・コーホアン(Bún Riêu Cô Hoàn)──2026年3月に向かいの47番地へ

旧市街の北側、ハンルオック通り47番地。以前は向かいの14番地の路地の奥にあったが、2026年3月に今の場所へ移った。新しい店には冷房が入っている。

具はカニのほか、牛肉、シャコ、揚げ豆腐、ソーセージなどから選ぶ。Googleマップの口コミでは、揚げパン(クアイ)を添えた1杯が35,000ドン(約210円)だった。

地図の行き先が「14 Hàng Lược」になっていたら、それは移る前の住所。向かいの47番地(47 Hàng Lược)に置きかえて向かう。

  • 住所:47 Hàng Lược, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:6:00〜13:30/17:00〜21:00(毎日)
  • 値段:35,000ドン(約210円)前後から。具を足すと上がる
  • Googleの評価:4.1(107件。移転後の店)
  • 地図Googleマップで開く

なお、この店は2026年3月5日、移る前の14番地の店で食品衛生の違反が見つかり、4,500,000ドン(約2万7,000円)の罰金と営業停止の処分を受けた。その場所は閉め、向かいの47番地に移って3月19日から営業している。

ブンモック(Bún mọc)──豚肉の団子のスープ麺

豚肉のすり身で作る団子(モック)を入れた、あっさりしたスープの米の麺。

ブンモック・トゥイ(Bún mọc Thủy)──車の入れない路地の奥

旧市街の東側、ダオズイトゥ通りから入る路地(10 Ngõ Đào Duy Từ)にある。車は路地に入れないので、Grabは近くの通りで降りて歩く。

団子とスペアリブ、たけのこが入った1杯が50,000ドン(約300円)ほどで、団子を増やすこともできる。営業は昼の13時半まで。

  • 住所:10 Ngõ Đào Duy Từ, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:7:00〜13:30(毎日)
  • 値段:50,000〜55,000ドン(約300〜330円)
  • Googleの評価:4.4(569件)
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麺以外のハノイ名物|チャーカー・バインミーなど5品

魚の料理、パン、米粉の皮で巻く料理、おこわの5品。

チャーカー(Chả cá)──ディルと一緒に炒める魚

ターメリックで下味をつけて焼いた魚を、テーブルの鍋でディル(香草)とねぎと一緒に炒める。米の麺と一緒に、魚醤やエビの発酵調味料(マムトム)のタレにつけて食べる。旧市街には、この料理の名前がついたチャーカー通り(Chả Cá)もある。

チャーカー・タンロン(Chả Cá Thăng Long)──ドゥオンタイン通り6B番地

30年以上続く店で、同じドゥオンタイン通りに何軒か店を出している。ミシュランガイドに載っているのは6B番地の店で、中庭を抜けた先の古い黄色い建物にある。2026年版にも載っている。

魚はカーラン(cá lăng)というナマズの仲間で、骨を取ってからターメリックで漬けて焼く。1人前130,000〜170,000ドン(約780〜1,020円)ほどで、この記事の料理ではいちばん高い。

店によると、Googleマップで「Chả Cá Thăng Long」と出てくる登録は、店の場所ではない。住所の「6B Duong Thanh」で開くと店の情報は出ないが、6B番地の地点が表示される。店のサイトも、この住所で開く地図を案内している。

  • 住所:6B Đường Thành, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:10:30から(ラストオーダーは21:30)
  • 値段:1人前130,000〜170,000ドン(約780〜1,020円)ほど
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バインミー(Bánh mì)──フランスパンのサンドイッチ

フランスパンに、パテやハム、焼いた豚肉、なます、香草をはさむ。ミシュランガイドのベトナム版には2026年版までバインミーの店が1軒も載っていないので、Googleマップの評価で選んだ。

バインミー25(Bánh Mì 25)──道をはさんで注文口と席が分かれる

ハノイ旧市街のバインミー専門店「Bánh Mì 25」の店頭とメニューボード

旧市街のハンカー通り25番地。道をはさんで、持ち帰りの注文口と、座って食べる席(向かいの30番地)に分かれている。支払いは現金だけ。

  • 住所:25 Hàng Cá, Hoàn Kiếm(座る席は向かいの30 Hàng Cá)
  • 営業時間:7:00〜21:00(毎日)
  • 値段:35,000〜50,000ドン(約210〜300円)
  • Googleの評価:4.5(1万7,338件)
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バインミー・ママ(Bánh Mì Mama)──番号札をもらって待つ

ハノイ旧市街のバインミー専門店「Bánh Mì Mama」(54 Lý Quốc Sư)の赤い看板

ハノイ大教会の近く、リー・クオック・スー通り54番地。16種類以上の具から選べ、定番のミックス(タップカム)は35,000ドン(約210円)。

並んで注文すると番号札を渡され、番号を呼ばれたら受け取って払う。店頭には日本語入りの注文手順が貼ってある。

  • 住所:54 Lý Quốc Sư, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:8:00〜19:00(毎日)
  • 値段:ミックス35,000ドン(約210円)
  • Googleの評価:4.5(2,682件)
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ハノイのバインミーの店10軒は、こちらで紹介している。

バインクオン(Bánh cuốn)──米粉の皮で巻いた蒸し料理

米粉の生地を薄く蒸して、豚ひき肉やきくらげを包む。揚げたエシャロットをのせ、甘酸っぱいタレにつけて食べる。

バインクオン・タインヴァン(Bánh Cuốn Gia Truyền Thanh Vân)──2026年に新しくビブグルマン

旧市街のハンガー通り14番地。1973年に歩道で売り始め、1993年から今の場所で営業している家族の店だ。ミシュランガイド2026年版で、新しくビブグルマンに選ばれた。

中の具は、豚肉が45,000ドン(約270円)、鶏が50,000ドン(約300円)、エビが65,000ドン(約390円)。シナモン風味の豚肉のハム(チャークエ)などを、1切れ10,000ドン(約60円)から足せる。タレにはタガメのエキス(カークオン)を入れることもでき、香りが強いので少しずつ試す。

朝と昼の混む時間は15分から20分ほど待つことがあり、夜は旅行者の客が多い。

家族が営むタインヴァンの店は、ハノイに4軒ある。ミシュランに載っているのはハンガー通り14番地の店だ。

  • 住所:14 Hàng Gà, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:7:00〜13:30/17:00〜21:00(毎日)
  • 値段:45,000〜65,000ドン(約270〜390円)
  • Googleの評価:4.3(754件)
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バインクオン・バーホアイン(Bánh Cuốn Bà Hoành)──70年以上続く店

旧市街から南へ2kmあまりの、トーヒエンタイン通り66番地。70年以上続く店で、ミシュランガイドには2024年から3年続けて載っている。2019年にハノイで米朝首脳会談が開かれたときには、会場で出された9品のひとつにこの店のバインクオンが選ばれた。

もとは冷ましたバインクオンにねぎ油を塗って食べる店で、今は豚ひき肉ときくらげを包んだ温かいものも出す。1皿30,000〜60,000ドン(約180〜360円)で、付け合わせを全部つけてタガメを1匹まるごと入れると120,000ドン(約720円)になる。

  • 住所:66 Tô Hiến Thành, Hai Bà Trưng
  • 営業時間:6:00〜20:00(毎日)
  • 値段:30,000〜60,000ドン(約180〜360円)
  • Googleの評価:4.1(2,645件)
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フォークオン(Phở cuốn)──フォーの生地で牛肉を巻く

切る前のフォーの生地を広げて、炒めた牛肉と香草を巻き、甘酸っぱいタレにつけて食べる。チュックバック湖のそばのグーサー通り(Ngũ Xã)とその周りに、フォークオンの店が並んでいる。

フォー・クオン・チン・タン(Phở Cuốn Chinh Thắng)──フォークオン発祥の店

マックディンチー通り7番地。2000年の夏、熱いフォーに汗をかく客を見た店主が、巻いて食べるフォーを考えたのが始まりとされる。ミシュランガイド2026年版に載っている。

揚げたフォーに牛肉と野菜のあんをかけたフォー・チエン・フォンもある。1皿50,000〜80,000ドン(約300〜480円)で、皿の大きさを選べる。

  • 住所:7 Mạc Đĩnh Chi, Ba Đình(チュックバック湖の近く)
  • 営業時間:10:00〜14:30/16:30〜21:00(毎日)
  • 値段:1皿50,000〜80,000ドン(約300〜480円)
  • Googleの評価:4.4(1,202件)
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ソイ(Xôi)──もち米のおこわ

蒸したもち米のおこわに、煮卵や焼いた豚肉などの具をのせる。ターメリックで色をつけ、緑豆のあんと揚げたエシャロットをのせた黄色いおこわは、ソイ・セオ(xôi xéo)と呼ぶ。

ソイ・イエン(Xôi Yến)──朝6時から夜0時まで

ホアンキエム湖の北東、グエンフーフアン通り35B番地。おこわの種類を選んでから、上にのせる具を1つずつ足していく。2階にも席がある。

Googleマップの口コミでは、おこわに具をのせた1皿が70,000ドン(約420円)ほど。会計には税金が加わる。

  • 住所:35B Nguyễn Hữu Huân, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:6:00〜24:00(毎日)
  • 値段:1皿70,000ドン(約420円)前後
  • Googleの評価:4.0(4,559件)
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甘いもの・飲み物|チェーやエッグコーヒーなど4品

食事のあとや、歩き疲れたときに寄れる4品。夜11時まで開いている店もある。

チェー(Chè)──豆やゼリーの甘味

豆や蓮の実、ゼリー、果物を、シロップやココナッツミルクと一緒に食べるベトナムの甘味。

ソイ・チェー・バー・ティン(Xôi Chè Bà Thìn)──バッダン通り1番地の老舗

ハノイ旧市街のチェー店 Xôi Chè Bà Thìn の店先

フォー・ザー・チュエンと同じバッダン通りの1番地。昔ながらの素材を使う老舗で、黒豆や緑豆、蓮の実のチェーのほか、しょうがの効いたチェー・バーコット(chè bà cốt)もある。

  • 住所:1 Bát Đàn, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:8:15〜23:00(毎日)
  • 値段:25,000〜30,000ドン(約150〜180円)
  • Googleの評価:4.2(1,842件)
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チェー・ボン・ムア(Chè Bốn Mùa)──季節で変わるチェー

旧市街のハンカン通り4番地。名前は「四季」という意味で、季節に合わせたチェーを出す。緑豆の温かいお汁粉のルック・タオ・サー(Lục Tào Xá)と、団子入りの甘いスープのバイン・チョイ・タウ(bánh trôi Tàu)が看板だ。

  • 住所:4 Hàng Cân, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:9:30〜23:00(毎日)
  • 値段:20,000〜35,000ドン(約120〜210円)
  • Googleの評価:4.0(2,854件)
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ハノイのチェーの店11軒は、こちらで紹介している。

カラメン(Caramen)──ベトナムのプリン

ベトナム北部でカラメン(caramen)と呼ぶ、カラメルソースのプリン。そのまま食べるほか、ココナッツミルクやゼリーと合わせた器もある。

チェー・ソアイ・ミンシー(Chè Xoài Minci)──グエンチュオントー通り5番地

トゥエット・ブンチャー34から歩いてすぐの、グエンチュオントー通り5番地。カラメンのほか、マンゴーのチェーやココナッツのアイスもあり、英語のメニューがある。

カラメンは1個10,000ドン(約60円)前後で、ゼリーやマンゴーと合わせると20,000〜30,000ドン(約120〜180円)ほど。

  • 住所:5 Nguyễn Trường Tộ, Ba Đình
  • 営業時間:10:00〜23:00(毎日)
  • 値段:カラメン10,000ドン(約60円)前後から
  • Googleの評価:4.4(716件)
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ケムチャンティエン(Kem Tràng Tiền)──1958年から続くアイス

1958年にチャンティエン通り35番地で始まったアイスクリームの店。ホアンキエム湖のすぐそばで、湖の周りを歩くついでに寄れる。

チャンティエン通り35番地の店──棒アイス15,000ドンから

ケムチャンティエンのコム(緑もち米)の棒アイス。淡い黄緑色で、パッケージに『rice flakes ice cream』の文字

棒アイスが15,000ドン(約90円)、コーンが17,000ドン(約100円)、もち米にアイスをのせたケムソイが35,000ドン(約210円)。棒アイスでは、若いもち米のコム(cốm)と緑豆の2つが店の売れ筋として表示されている。

「Tràng Tiền số 1」など、名前に数字を足した別のブランドの店が市内に多い。本物の名前は「Kem Tràng Tiền」だけで、看板やパッケージに「since 1958」と入っている。

  • 住所:35 Tràng Tiền, Hoàn Kiếm(Googleマップでは44 Tràng Tiềnと表示されるが、地図では同じ場所の近くに案内される)
  • 営業時間:8:00〜22:00(毎日)
  • 値段:15,000〜35,000ドン(約90〜210円)
  • Googleの評価:4.4(1万2,486件)
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味ごとの一覧やモチアイスの値段は、こちらで紹介している。

エッグコーヒー(Cà phê trứng)──卵黄のクリームをのせたコーヒー

卵黄と砂糖、コンデンスミルクを泡立てたクリームを、濃いコーヒーにのせる。1940年代にハノイで生まれた飲み物だ。

カフェ・ザン(Cafe Giảng)──1946年創業の発祥店

Cafe Giảngのホットのエッグコーヒー。白いカップに黄色い卵黄クリームがなみなみと乗り、スプーンが添えられている。

エッグコーヒーの発祥店とされる店で、1杯45,000ドン(約270円)。入口は建物のあいだの細い通路で、奥へ進むと店がある。先に席を取り、席で注文して、あとで払う。

スプーンで底まで混ぜると、卵のコクとコーヒーの苦みが合わさる。

  • 住所:39 Nguyễn Hữu Huân, Hoàn Kiếm
  • 営業時間:7:00〜22:00(毎日)
  • 値段:45,000〜60,000ドン(約270〜360円)
  • Googleの評価:4.4(1万6,914件)
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味や飲み方、ほかの店との値段の違いは、こちらで紹介している。

よくある質問

ハノイの名物料理は何ですか?

この記事の15品が、ハノイで名物として食べられている料理だ。フォーはベトナム北部の麺料理で、ブンチャーは2016年にオバマ元大統領が食べたことで世界に知られた。フォークオンは2000年にハノイの店で生まれ、エッグコーヒーも1940年代にハノイで生まれている。

ハノイでおすすめの食べ物は?

初めてなら、フォー、ブンチャー、バインミーの3つ。どれも旧市街とその周りに名前の知られた店があり、1人前35,000〜70,000ドン(約210〜420円)ほどで食べられる。もう1品足すなら、テーブルの鍋で魚を炒めるチャーカー。

ミシュランに載っている店は?

この記事の店で、ミシュランガイド2026年版のビブグルマンに選ばれているのは、フォー・ザー・チュエン、フォー10 リー・クオック・スー、フォー・ガー・グエット、トゥエット・ブンチャー34、バインクオン・タインヴァンの5軒。ほかに、ブンチャー・フォンリエン、ブンチャー・ダックキム、チャーカー・タンロン、バインクオン・バーホアイン、フォー・クオン・チン・タンも2026年版に載っている。

星のついた店では、文廟の近くにある家庭料理の店タムヴィ(Tầm Vị、4B Yên Thế)が一つ星。営業は11:00〜14:30と17:00〜21:50で、予約は店に直接連絡する。

1人でも入れる?

この記事の麺料理、バインミー、おこわの店は、1人前ずつ頼む形なので1人でも入れる。フォー・ザー・チュエンのように、知らない人との相席になる店もある。

おわりに

ハノイの名物料理には、昼すぎに閉まる店と、夜遅くまで開く店がある。食べたい料理を決めたら、店の営業時間と住所を確かめてから向かうと、閉まった店の前で引き返すことが減る。

旧市街を歩きながら食べるなら、こちらもどうぞ。

夜にビールと一緒に食べるなら、ビアホイの店もある。

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エンジニア

幼少期をアメリカで過ごし、現在は世界を転々としながらコードを書くノマドエンジニア。

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